日本人のDNAと歴史~なぜ日本の性文化とソープランドの類似性~

ソープランドをはじめとする性風俗は、世間の女性たちからは奇異の目で見られています。
しかし、現在の日本の風俗こそ、「我々の先祖から受け継いだ性文化の変化した形」といっても過言ではないのです。
日本人のDNAや古い歴史を紐解くと、驚くほどにソープランドをはじめとする現代風俗と類似点が見られます。

●日本の農村・漁村
「日本はサムライの国」がジャパニーズブームの代表的な文句ですが、これを真に受けていては真実にはたどり着きません。
サムライなど、全人口の1割もいないのがほんとうのところであり、人民のほとんどは農家か漁師でした。
ですから、日本の性文化を見つめるためには農村と漁村の文化を参考にしなくてはならないのです。

●筆おろし
まずは若い男子がおとなになるところから始めましょう。
村によって違いますが、一定年齢(15歳くらい)に達した男子は「大人になるための準備」をするのがふつうでした。
”大人”とはセ○クスをするということで、そつなく後世代を残すために「正しいセ○クスの仕方」を学ぶのです。

方法は村によっても違いますが、すでに婚姻している熟年層の女性が体を使って指導します。
その相手を選ぶのに「抽選」によってランダムに決定する村も多く、場合によっては自分の母親や姉、親類になることもあったそうです。
最近急増している「熟女好き」の男性は、この時代の名残を残しているのかもしれませんね。

●娘の場合
女の子たちの筆おろしは男子とは様相が違います。
女の子の親たちが、村の実力者にお願いをして「娘を女」にしてもらうのです。
ロリコン男性からすれば羨ましい制度ですが、実際はそれほど美味しいところばかりではありません。

娘を預かって女にした後はその子の「後見人」となります。
娘の婚姻相手などの世話をしたり、生活していく上での相談にのり面倒を見ていかなくてはならないのです。
これも生活に困った現代人女性が、最後の受け皿としてソープランドの門を叩くのに似ています。

●そして”本番”
昔の貧しい村では「人口」そのものが村の繁栄を決定づけたのです。
簡単にいうと「働き手」がいなく、全体が高齢化することは「村の全滅」を意味したからです。
ですから、村での子孫繁栄は夫婦間だけの問題ではなく大きな社会問題でした。

ですから現代のように”性”に関しての禁止事項は少なく、非常に大らかに捉えていたのでした。
有名なものに「夜這い」があります。
ここで「夜這い」を掘り下げましょう。

夜這いは男性が女性の実家に夜な夜な忍び込んで性行為をするものですが、その家には家族もいますし、既婚者ならば旦那もいるのです。
そうです、夜這いは「村公認」「家族公認」でなければ成り立たないのです。

日中、めぼしを付けておいた女性を、日が落ちてからセ○クスするために実家に向かってセ○クスをする・・・。
これは現代風俗の「パネル指名」に近いものがあります。

●もっと過激な風習
日本中の村の中には子孫の増加が上手くいかずに限界集落化するところもありました。
先ほども書いたように、これは村の存亡、生き残れるかどうか?の大問題になります。
こういった村でよく行われていたのが「乱交」です。

お寺などの大きな建物を利用して、子供をつくることができる年齢の女性と男性が一同に介して総当りのセ○クスをするのです。
現代人の感覚からすと「酒池肉林」の地獄絵図です。

自分の嫁や母親が、すぐ隣で違う男とセ○クスし、それを見ながら自分も他の娘と交わるのですから、現代人の価値観の許容範囲を超えています。
3P、4Pなどは初心者レベルですね。

そして一説によると、この風習は縄文時代にもあったそうで、焚き火を囲んで車座になった男性に女性たちが次々と入れ替わりセ○クスをするのです。
まさに現代の「花びら回転」ではありませんか?

こういった日本の風習は100年ほど前まで実際に行われていたものです。
現代恋愛価値観や性的なモラルなど、西洋から輸入された精神性など、日本の歴史全体から見ればごく短い歴史しかないのです。
そしてわが国が何千年も続けてきた、誇るべき風習を色濃く残しているのがソープランドをはじめとする風俗産業なのではないでしょうか・・・。