定番とされるソーププレイの発祥

現代では定番となっていることも遡れば必ずその発祥というものがあります。
ソープ業界における定番プレイというのもその例にも漏れることはなく、様々なプレイ一つ一つにも発祥と言われる場所や人がいるもの。
今回は、そんなソープランドのプレイの発祥について取り上げてみましょう。

色々あるソーププレイの発祥

ソープランドでは色々なプレイが行われているのですが、まずは即即プレイでも行われるフェラチオの発祥について。
このプレイ、非常に歴史が古くなっていて、4世紀~5世紀頃に成立したとされるインドの世界最古の性典と名高い「カーマ・スートラ」にもその描写が存在しています。
俗説ですと紀元前1世紀のクレオパトラ7世が最初と言われていますが、定かではありません。
日本においては平安時代に成立したとされる「日本国現報善悪霊異記」で、天竺の話として息子にフェラチオをする母親の説話があるので、行為自体は知られていたと考えられます。
しかしながら、一般化したのは江戸時代、さらには戦後の赤線と言われ、そこからの流れでソープランドでも行われるようになったのではないでしょうか。

次に、ソープランドの定番とされている泡踊り。
昔はボディソープを泡立ててマットの上でやっていましたが、近年ではボディソープではなくローションを使って行っています。
このプレイの発祥についてですが、諸説入り乱れてはいますが神奈川県の川崎・堀之内のトルコ風呂時代というのが最有力でしょう。
どのお店かというのも諸説有り、『川崎城』という説もあれば『王朝』という名前が出てくることもあります。
ここから一気に全国的に広まって、各地で様々な流派が出来たと言われています。

2人の女性と遊べる二輪車(3P)コースもソープでは定番ですが、こちらの発祥は1971年頃の札幌ススキノのトルコ風呂と言われています。
どのお店が発祥かというのは不明ですが、泡踊りと違って急激に広まるということはなく、これが一般化するのは1980年代以降です。
これは料金の問題が大きく、2人分のお金が必要になるということで遊ぶ費用が高額になること、バブル期で景気が良くなったことで遊びに使えるお金が増えたことで、一般化したようです。

今ではどこのソープ街にも必ずあるコスプレというのも、二輪車と同時期に札幌ススキノで始まったプレイです。
この頃からナースや女学生の制服、スチュワーデス(キャビンアテンダント)などの制服が用意され、制服トルコと呼ばれていました。

今回は4つのプレイについて取り上げてみましたが、他にもソープの定番プレイというのはありますから、興味がある方は調べてみるのも良いかもしれません。
ソープ遊びの話の種にもなるかもしれませんから、ちょっとした豆知識として活用してみてはいかがでしょうか。