昔から日本では現金払いが主流で、クレジットカードなどのキャッシュレスが普及したのはわりと最近のことだったりします。とはいえ現金への信頼が強い日本ではまだまだ現金払いは使われていて、高齢の方を中心にまだ現金払いをしている方は少なくありません。
現金払いと言えばソープランドの支払いも現金が中心で、少数のお店でクレジットカードが対応してはいるものの、高い手数料が発生することからあまり利用される方はいません。現金が主流となっているのですが、ソープランドがいつまでも小売のような便利なキャッシュレスに対応しないのには理由があるのです。
▼ ソープランドが現金払い重視の理由 ▼
ソープランドで現金払いが重視されている理由ですが、いくつか理由はあるものの最大の理由は【 ソープランドの経営では現金が超重要 】ということです。キャッシュレスの現代において何故そこまで現金が重視されるのかと言えば、「キャストの給料が現金払いだから」なのです。
ソープランドの女性用求人を見てみると、日本全国どこのソープランドであっても基本的な条件として「完全日払制」となっています。これは働いたキャストはその日に発生した報酬をその日のうちに受け取ることが出来るシステムで、その支払方法が現金です。お店がキャストに1日に支払う現金は数十万~100万円近く、もし現金が足りなくて支払いが出来ないということになればお店の信用はガタ落ちで、今いる人達は辞めてしまうし今後の人材集めひいては経営に関わる問題です。
ソープランドの経営というとイメージでは金満でお金が唸るような派手な物というのを想像されたりしますが、実際はギリギリの自転車操業というのも多く支払いの関係から出勤人数を制限したりするお店もある程。これが現金払いが重視される理由の一つです。
▼ キャッシュレス決済は規約で使えない ▼
クレジットカードや電子マネーのようなキャッシュレス決済は、利用する際の規約というものがあります。その利用規約というのもソープランドで現金払い重視になる理由で、「風俗店におけるシステム導入は規約で禁止されているから」なのです。しかし、現実的にはクレジットカードが使えるお店もありますので、不思議に思う方もいるかもしれません。
これは、ソープランドが直接カード会社と契約してシステムを利用しているのではなく、間に業者を挟んでいるのです。「カード会社←カード決済代行会社←ソープランド」という形となっていて、ソープランドのクレジット払いに10~20%の高額な手数料が発生しているのもこれが原因です。
この高額な手数料がネックでクレジット払いをする方は少なく、それならばわざわざ対応させるより現金払い一本に絞る方が手間もかかりません。全てのお店がキャッシュレスに対応していないのはこのような理由があります。
< 最後に >
ソープランドでの現金払いは、客側からすれば後腐れの無い安心の支払い方法ですし、お店側からしてもすぐに現金が手元に来る嬉しいもの。どちらにもメリットがある支払い方法なので、ソープランドでの支払いは現金を使うのが望ましいです。利用の際には財布の中にしっかりと現金を用意して、余裕を持って遊ぶようにしましょう。