地方ソープの救世主となっている流しのソープ嬢

ソープランド業界では必須ともなっているのが、出稼ぎで働く女性。この出稼ぎの女性がいないと地域によっては営業が成り立たないと言っても過言ではなく、有名ソープ街でもお世話になっているお店は珍しくありません。その中でもちょっと特殊なタイプの出稼ぎ女性もいて、それが「流し」などと呼ばれる女性です。

流しとは?

流しと言えば高齢の方ならギターやアコーディオンなどの楽器を持ってバーやカフェで歌っている人を想像されるかもしれません。これは演歌師などと呼ばれ、カラオケが普及する以前の1970年代前半に流行っていた職業ですが、特定の店ではなく転々と各地のお店を回って歌い、お金を稼いでいる仕事になります。

これと同じように、ソープ嬢でも流しと呼ばれるタイプの働き方をする方がいて、地方から地方へと特定のお店にこだわることなく流れていくという働き方です。通常の出稼ぎは普段は特定のお店に在籍していたりするのですが、流しの場合はそれがありません。常に転々としていて、昨日は北海道、次は鳥取といったように各地のソープを渡り歩いているのです。

流しのメリット

流しで働く女性のメリットには色々とありますが、まず挙げられるのは「身バレがほぼ無い」ということです。地方から地方で転々としていて、同じ地方に戻ってくるのも数ヶ月~数年後になりますから、まず身バレすることがありません。厄介客がストーカー化しても逃げられるので、安全に働くことが出来ます。

また、「毎回新人扱いで働ける」というのもメリットで、ソープランドでは新人はとにかく有利です。新人期間はお店からのバックアップも手厚く、「ソープ嬢で稼ぎたいなら新人期間にいかに太客を捕まえるか」というのが一つの手法と言われているぐらいです。新人期間が終わると途端に稼げなくなるとも言われますし、この有利期間を常に使えるというのは非常に大きなメリットです。

近年ではソープランド業界全体で住み込みでの働き方への対応が進んでいるのもメリットで、お店側が寮を用意していることも多くなっています。マンスリーマンションのような所を借り上げたりしていて、滞在期間中は普通に生活出来るようになっているので、快適に過ごせて仕事へのモチベーションが維持出来ます。

<まとめ>

地方から地方へと転々と移動しながら人手不足のソープランドで働く流しという働き方の女性。メリットも多い働き方であることから、女性自身の様々な事情も相まってこうした働き方をする方も少なくありません。傍目からは見分けるのはまず無理ですが、話の流れから判明したりすることもあります。流しの女性は色々なお店で経験を積んでいて面白い話を聞けたりすることもあるので、もし運良く出会うことが出来たら、色々とお話をしてみるのも面白いかもしれません。