男性は、ソープ嬢に対して「簡単に稼げる良い仕事だ」なんていう認識を持っていたりします。
しかし、それはソープ嬢側からすれば「ふざけたことを言うな」と言いたくなるようなもので、実際にはそんな簡単なことではなく、とんでもなくハードな仕事だったりします。
仕事内容を詳しく知れば、男性でも「大変だなあ」と思うこと間違い無しの内容なのです。
接客は肉体・精神共に大きい疲労を与える
男性がソープ嬢の仕事を舐めている理由として「性的サービスをしてれば良い」と思っているからです。
もちろんそれだけすれば必ず満足するというわけではなく、顔やスタイルが良くないと満足しない人や接客にこだわる方もいて、男性の好みは千差万別です。
それが何度も遊びに来てくれる本指名のお客さんなら対策のしようもありますが、初見のお客さんだと趣味嗜好も性格もわからないわけですから、相手を不快にさせないように手探りでの接客をしなくてはいけません。
コンビニなどの数分の接客ではなく60分90分二人っきりで個室で接客するわけですから、その精神的な疲労は大変なものであるのは容易に想像出来ます。
また、ソープランドでのプレイというとソープ嬢からすれば全身運動なわけですから、肉体的にも非常にハードです。
ボディ洗いや壺洗い、マットプレイなんかも体全体を動かしますし、ベッドの上でも基本ソープ嬢が動きますから、60分コースなら30分くらいは動いているようなものでしょう。
それが1日に何回もということですから、その運動量たるや推して知るべしと言ったもの。
人気嬢ともなればちょっとしたスポーツをやっているぐらい疲れることでしょう。
プレイ以外でも大変なことがたくさん
ソープ嬢の仕事はプレイや接客だけではなく、その準備というのも仕事の内。
特に大変なのがプレイ後の準備で、接客後は部屋の片付けや掃除を行い、身だしなみを整えて必要な小物を準備しなくてはいけません。
プレイが終わる頃には次のお客さんは待合室で待っている状態ですから可能な限り早く準備して接客をしなくてはならず、その準備時間は平均すると5~10分程度。
その間に次のお客さんのアンケートに目を通し、部屋を片付けて準備、身だしなみを整えるわけですから休憩などしている暇も無いのです。
他にも出勤日以外でも常日頃から美容に気をつけたり、お客さんに合わせたトークが出来るように会話のネタや知識を集めたり、お客さんを気分良くさせられる接客技術を学んだりといった努力も必要です。
もちろん美容にもお金はかかりますし、元ソープ嬢の指導を受けられるセミナーなどには受講料が必要になりますから、接客やプレイだけが大変ではありません。
今回紹介したソープ嬢の仕事内容は真面目に仕事に取り組むソープ嬢なら誰しもがやっていることで、これだけでも楽な仕事ではないと思えるもの。
こうした大変さを接客中は絶対に見せないようにしているわけですから、ぜひとも遊ぶ際には最低限の敬意を持って接するようにすると、数々の努力が報われたと相手も喜んでくれることでしょう。