昔の上がり部屋では客同士の交流が生まれることもあった

ソープランドには、プレイが終わった後に上がり部屋というものがあるお店があります。プレイルームで嬢とサヨナラして戻ると別の部屋に通され、そこで車の準備や送迎を待つわけです。準備が来るまでの間、お茶菓子とお茶なんかを楽しみつつ、在籍嬢のアルバムを見たりプレイ後の感想アンケートを書いたりの他、男性スタッフや店長クラスの責任者が直接「どうでしたか?」なんて聞きにくることもあって、これはソープランドならではの独特な空間です。今回はそんなソープランドにある上がり部屋を取り上げます。

上がり部屋では交流が生まれることもある

上がり部屋は、最近では待合室と統合されたりしてそもそもあまり見かけることも無くなっていて、平成の後期ぐらいまでは質の差はあれど幅広いお店で見かけるものでした。しかし、現在では高級ソープぐらいでしかまともに見かけません。安いお店だと他のお客さんとも同じ部屋で待たされることもあり、他人との関わりに抵抗が無い人であれば意外とこうした場での交流もあったりして、なかなかに面白い時間だったりしたものです。

上がり部屋で顔を合わせるのは当然同じお店を利用した同好の士、その交流ですからそこでは主に情報交換が行われていました。現在ではソープランドの情報を得るにはインターネットを活用するのが常識です。お店のウェブサイトを見てお店発信の情報をチェックして、匿名掲示板や投稿口コミサイトなどでお客さん視点の情報を仕入れるのが一般的でしょうか。効率良く情報が集められる一方、その情報は真偽が疑わしく、必ずしも信用出来る情報ではありません。

しかし、この場所での交わされる情報は、遊び終わった直後の本物の情報ですから、その信頼性は確かな物。上がり部屋での交流では、こうした生の情報が交わされ、そこから気の合うソープ仲間が出来たりしたという話もちらほら耳にしたのでした。

店員さんが話に混じってくることも

さらに、お客さん同士だけでなくたまにお店が暇で店員さんが話に入ってくることもあったりします。そうなると普通じゃ出ない情報が色々と出てきたりもしますし、そこで新しい情報を仕入れて後の遊びの参考にしたり、店員さんも遊び終わった直後のお客さんの生の感想を聞くことが出来、他のお客さんに紹介する時の参考にしたりしていたようで、そういったお店では紹介が確かで信頼の出来るお店として評価されることも少なくなかったようです。

このような形で店員さんと話をすると顔や名前を覚えてもらえることも多く、ちゃんとした遊び方をしていれば常連として認識されるまで早くなるというメリットもあります。こういう交流をこなすことで信用が積み重なるものですから、意外と馬鹿に出来ないのが上がり部屋での交流なのです。

<まとめ>

ソープランドで遊び終わった後に通される上がり部屋では、お店によっては他のお客さんと同じ部屋で待たされることがありました。その際にはお客さん同士で交流が行われたり、時には店員さんも交えての交流もあったのです。今では上がり部屋自体が無くなったりしていますし、高級店の上がり部屋では他のお客さんと顔を合わせることもないかもしれませんが、もしこのような機会があれば、積極的に交流してみるのも面白いかもしれません。