ソープ嬢の仕事の給料システムはとても特殊

ソープ嬢を志す女性が例外なく注目しているのが給料で、通常のアルバイトではまずあり得ない額の報酬が得られるというのが最大の魅力です。
あり得ない額が得られるソープ嬢の仕事ですが、そのシステムというのも通常のアルバイトとは違うシステムで、結構複雑になっています。
これからソープ嬢として働いてみたいというのであれば、ざっくりとでも知っておいた方が良いでしょう。

ソープ嬢の給料形態

給料と一口に言ってもその種類はいくつかあり、ソープ嬢は出来高制とか歩合制、成果報酬型などと呼ばれるタイプ。
これは、接客して男性にお金を使わせると給料が発生するという仕組みで、通常のアルバイトのような時給制とかではないので、接客しなければ何時間出勤していても給料は出ません。
また、支払いに関しても月極の銀行口座の振込ではなく、その日のうちに発生した報酬を現金で受け取る完全日払い制、いわゆるとっぱらいが多いです。

バックの種類は3種類

ソープ嬢が受け取る報酬は、「バック」と呼ばれています。
これには3つの種類があって、コースごとに設定された基本バック、オプションがあるソープランドの場合はオプションバック、そして指名された時に発生する指名バックです。
この3つを足した額が、受け取る実際に受け取る総額となります。

まず基本バックですが、お客さんの選んだコースによってお店毎に一定の金額が決められている基本給のようなものです。
パーセンテージ的には、お客さんの支払った総額の50~60%、長く在籍していたり本指名の数が多かったりすると、それ以上になることもあるようです。

次にオプションバックですが、ソープランドでもコスプレ系のソープランドですとオプションがあるお店で設定されていることが多いです。
コスプレやバイブ・ローターなどの道具類、聖水やごっくん、AFなどのプレイ系など様々なオプションが用意され、それぞれに値段が設定されています。
お客さんがそれらのオプションをつけると、基本給にオプション料金の分が報酬に追加されます。
一般的にオプション料金の50%が追加されることが多いようです。

最後に指名バックですが、これは指名されたら指名料分がそのまま報酬に追加されます。
写真指名やネット指名、本指名など色々と種類はあるものの基本的に100%全額が女性の報酬になります。
相場は2,000円で、お店によっては成績によってランクを決めてランクごとに指名料を変えたり、個別に指名料を設定しているところもあるようです。

雑費の支払いがあるお店もある

ソープ嬢の仕事では、雑費としてお店側にいくらかのお金を支払う場合があります。
名目は色々とありますが、タオルのクリーニング代とかコンドームや飲み物、タバコなど各種消耗品の購入、送迎があれば車代など。
その額は、固定額だったりその日の報酬の5%~10%だったりとお店によって違いますが、それなりに引かれるようです。
最近では雑費が無いお店も増えていますが、未だに徴収しているところもあるので、気をつけておきましょう。

通常のアルバイトとはかなり違うシステムですので、ちょっとした条件の違いが得られる金額に大きく影響します。
お店選びが重要とも言えますので、より良い条件の求人にこだわってみるのも良いかもしれません。