蒸し風呂というのは昔から日本でも行われていた入浴方法で、現代でも日本全国にサウナ施設があります。
そんなサウナ施設ですが、実はソープランドもそれにあたり風俗業界ではサウナと言えばソープランドのことを指すものとして認知されています。
しかし、一般の利用客側からするとそのようなイメージは一切無いという方もいるでしょうし、それは別段不思議なことではありません。
そこで今回は、ソープランドとサウナの関係を取り上げてみたいと思います。
元々はソープランド=サウナだった
現在でこそソープランドと言えば銭湯のイメージが強く、湯船があってベッドがあってなんていうのが共通のイメージでしょう。
「サウナなんて無いじゃん」なんて思うかもしれませんが、地域によっては今でも個室の片隅に小さい一人用のサウナ設備が残っていたりするのです。
ソープランドを特殊浴場と呼ぶこともありますが、これは特殊浴場=サウナのことで、元々はソープランドはお風呂ではなく個室サウナが楽しむための施設という建前でした。
公衆浴場法でもそれが明記されていたのですが、幾度かの改正によってサウナ設置の義務は無くなり、現在ではサウナ設備が無くても問題はありません。
とはいえ地域によっては今でも建前上のサウナ設備の設置が必須とされていて、そういった地域では形だけでもサウナ設備を設置してあるわけです。
サウナ設置が必要とされている地域としては東京が代表的で、今でも吉原などでは個室の片隅にサウナ設備が残っているお店もあるようです。
東京のソープランドでは、ソープランドと名乗らず個室サウナと銘打っているお店も残っていて、池袋や駒込といった場所に現存しています。
残っている個室サウナの設備は使える?
今ではほとんど残っていないソープランドの個室サウナの設備ですが、仮にお店の片隅にあるのを見つけた場合、それを使ってみたいと思う方もいるはず。
実際に使えるかどうかですが、ほとんどの場合は整備もされていないことから使うことは出来ないようです。
嬢も使い方を知らないどころか存在すら知らない場合もありますし、まず利用することは出来ない置物であると思った方が良いでしょう。
しかし、人が使うことは出来なくても冬場の加湿器代わりに使っているという嬢もいたりするようです。
大抵の場合はタオル置き場とか物置になっていたりしますが、興味があったら動かしてもらってみるのも良いかもしれません。
一度は廃れたソープランドとサウナの関係ですが、巷でサウナが流行っている今だからこそ復活するべき物ではないでしょうか。
サウナ設備が廃れたからこそサウナ完備は逆に話題になりそうですし、いつかそんなお店が登場してくれたらぜひ遊びに行ってみたいものです。