ソープランドのネット予約の導入が遅かった理由とは

昨今ではネットで予約というのは色々な業界で当たり前のサービスとなり、飲食店の予約や旅券の予約、公的機関の予約もネットで可能となっています。
そんなネットを使った予約は風俗業界でも対応されつつあり、ソープランドでもネット予約が出来るお店が増えているのです。
しかし、その対応の速度については決して早いとは言えず、今なお対応していないお店は少なくありません。
流行りには敏感なソープランド業界ですが、なぜここまでネット予約に関しては対応が遅かったのでしょうか。

メリットの多いネット予約にも問題はある

ネット予約には電話には無い様々なメリットがありますが、それ以上に大きな問題があります。
それがソープランド業界にネット予約の導入を遅らせたと言っても過言ではないでしょう。
その問題というのは、次のようなものがあります。

1.顧客獲得機会の減少
2.NG客のブロックが出来ない
3.予約の調整が大変

まず1つ目の「顧客獲得機械の減少」ですが、これはネット予約のシステム上の問題です。
ネット予約は、お客さんが自分でウェブサイトなどにある予約ページから空き枠を確認して、空いている枠に予約を入れるシステムです。
しかし、これだと空いていない枠だった場合はそのまま遊ぶのをやめてしまうか他店に行ってしまう可能性があります。
電話予約であれば別の女の子を紹介したりも出来るわけですから、機会損失が著しいというわけです。

次に2つ目の「怪しい客のブロックが出来ない」という問題です。
ソープランドを利用する男性は様々で、中にはちょっと様子が怪しい男性もいたりします。
そういった男性はお店側も利用を断ったりするのですが、電話予約であれば喋りがおかしい人や呂律が回っていない人など、事前にブロックすることが出来ます。
しかし、ネット予約ではシステム上そういったことが出来ないため、お店に来た時に直接対応することになり、危険性が増すのです。

最後に3つ目の「予約の調整が大変」ということですが、ソープランドではコースによってプレイ時間が違い、それに合わせて次の枠の時間が変動します。
13時に90分コースで予約が入っていた場合、14時からの枠に予約が入った場合には時間をずらさなくてはいけません。
ネット予約だと折返し電話を入れて時間をずらしてもらわなければいけませんが、電話予約であればその時に調整が出来るので、手間が少ないわけです。

このようにいくつかの問題点によってソープランド業界はネット予約への対応には後ろ向きでした。
しかし、それでも対応するお店が増えるということはこうした問題点以上のメリットがあるということ。
利用してみると大変便利なシステムであるのは間違いなく、今後は全てのお店が対応してくれるようになれば利用者としては大変嬉しい変化ですから、ぜひ今後に期待したい所です。