ソープ嬢のサバイバル術『業界で生きていくには』特集

日本の経済不況は20年以上も続き、多くの貧困者を生み出しています。

生活に困窮する男性の中には「最悪、女はソープランドで働けば何とかなる」などと言う人もいますが、現実にはそれほど甘いものではありません。

もちろん一般職の女性から比べると、ソープ嬢の収入は破格ですが、それでも彼女たちには多くの試練が立ちはだかるのです。

現在では「ソープ嬢過剰」の状態なので、生き残り競争も熾烈を極めています。

そんな現代のソープ嬢たちのサバイバル術をまとめてみました。

●夢を追わずに「居場所」を求める・・

冒頭でも書いたように、現在のソープ業界は「ソープ嬢過剰」の状態です。

昔ならば、やる気さえあれば面接で落ちることも少なかったのですが、現在では状況が違います。

店に入りきれないほど、毎日面接にくるのですから、当然「若い美人」を優先して合格を出します。

現在のソープ店は、時間をかけて外見と中身を育てるようなことはせず、「即戦力」を求めているのです。

ですから、外見や年齢に不安がある女の子たちが店探しをする際、ホームページを閲覧し、コンパニオン写真を見て「平均レベルの低そうな店舗」を選んで応募するのです。

現在のソープ嬢の卵たちは、夢を追わずに”自分の居場所”を求める戦法で生き残りにかけるのです。

●自主的なオプションサービス

ソープ嬢は晴れて入店できたとしても安心はできません。

入店したらしたで、そこから「指名競争」があるのです。

「月に何本本指名を取ったか?」ということも常に店長には厳しく見られていますから、なんとしてもフリー客を本指名で返し、顧客を確保しなければなりません。

ソープ嬢は、テクニックと接客を磨いて稼ぐのが本道ではあるのですが、時間もあまりない状態です。

ですから多くの指名を取れないソープ嬢たちは、”自主的に過剰なオプションサービス”を提供しようとします。

ゴム無しのNS・NN(ノースキン・生中出し)や、即尺・即即(入浴前のプレイ)などは、本来高額の料金を支払う高級店のものですが、これを大衆店や格安店で行うのです。

お客は「金額以上」のコスパを感じ、しばらくは本指名をしてくれるので、稼げないソープ嬢たちは「最後の切り札」として用いることが増えているようです。

●掛け持ち・出稼ぎ

フリー客が少ない店舗や、あまり新規の客を付けてもらえないソープ嬢たちは、店を掛け持ちしたり、地方のソープ嬢が少ない店舗へ「出稼ぎ」に行ったりもするようです。

地方の掛け持ちソープ嬢を呼びこむ店舗は、在籍期間は多くの客を付けてくれるので、かなり能率よく稼ぐことができるのです。

現在では出稼ぎソープ嬢を仲介する、専門サイトも存在するほど普及しているので、多くの子が行うサバイバル術です。

●早期の移籍

最近のソープ業界は「低年齢化」が激しく進んでいます。

以前までは26歳くらいならばソープ嬢としては若い世代でしたが、現在では「旬を過ぎた年齢」なのです。

昔は30歳を目前に「そろそろ熟女店かな・・」などと悠長に構えていられましたが、現在ではそうもいかないようです。

早期に自分の旬を自覚し、年齢に見合ったコンセプト店への移籍で、「自分の女としての価値」を維持しようと工夫をするのです。

いかがでしたか?

男性が思っている以上に生き残り競争が激しいのが、ソープ嬢の実態です。

女としての大切なものを切り売りするばかりでなく、プライドもかなぐり捨てなければ生きていけないのが現在のソープ業界なのです。