海外には日本のソープランドのような店はない

ソープランドといえば、日本の性風俗としては一番有名な業種であり、実はこういったタイプの性風俗は日本が発祥で、近年海外でもこういったお店が出て来ていますが、これらは日本の真似をしているからと言われています。
ソープランドは、大衆浴場の位置づけであり管理なども警察ではなく保健所の管轄となり、建前上も公衆浴場としてあくまで入浴がベースとなったシステムとなっていますが、海外の場合では入浴ではなくマッサージやサウナが一般的で、これは昔から風呂文化が発達していた日本とそうでない海外との違いから来ています。

海外でソープランド形式の風俗がある所だと、やはりお隣の韓国が多いでしょうか。
日本ではかつてソープランドのことをトルコ風呂と呼んでいましたが、韓国でも同様にソープランドをトルコ風呂と呼んでいて、広く周知されています。
日本ではトルコ側からの抗議によって名称が変更され、現在ではソープランドで統一されてもうトルコ風呂の名称を使う所は無くなりましたが、韓国でも同様に抗議されて蒸気風呂という名称に変更されていますが、現在でもトルコ風呂の名称を使い続ける場所も多いようです。
サービス内容についても、マットプレイやベッドなどが行われることは多いものの、椅子を使ったプレイはあまり見かけないという、日本とはやや違う傾向にあります。

次に、さらにそのお隣の中国では、もう日本式のソープランドというのはほとんどありません。
指圧などのマッサージが主流で、入浴形式の店というのはほぼ存在していないようです。
東南アジアのタイやベトナムもマッサージ系の店が主流ということで、入浴タイプの風俗というのはやはり日本独特と言っても良いのではないでしょうか。
サービスに関しても日本のような細かいサービスをしてくれるような所はまず無く、高級な部類に入る店でも日本の格安店のようなサービスはざらです。
複数のテクニックを用いて様々な快楽を求める日本のソープランドとただ本番をするだけの海外の風俗では、目的からして大きな違いがあるということでしょう。

近年では、外国人旅行者がソープランドに訪れるということも増えていて、吉原などでは外国人向け旅行ガイドブックなどに掲載されているソープランドも増えています。
そうした店でサービスを受けた外国人からも高い評価を受けているようですので、もしかしたら今後海外でも日本のソープランドのような形式の店が増えてくるかもしれません。