昨今のソープ人気の裏側にあるものとは・・

昨今はソープランドの人気が蘇り、かなり繁盛しているようでです。
どちらかというと閉鎖的な業種ですから、詳細な原因などはあまり知られていません。
しかし、盛り上がっているところに足を運んでみたくなるのは人間の性ですし、今ソープランドに何が起きているのかも気になるところでしょう。
ここではソープ人気の裏側に迫り、その実態をリサーチしてみました。

●コンパニオンが増える=客が増える

最近では低年齢のコンパニオンが増えているようですが、それには2つの理由があるようです。
一つは「新卒女子の就職難」や「ブラック企業問題」など、女性の貧困に関する理由です。
行き場のなくなった20歳前後のコンパニオンが増えたことでレベルが底上げされ、それにつられて男性客が増えているのです。
また、コンパニオン急増のもう一つの理由に、「若年離婚」「シングルマザー」の存在があります。
低年齢で結婚した夫婦の離婚率が高まり、それにともなって20歳くらいのシングルマザーが急増しているようです。
その中の一部が職を求めてソープランドに入店するのです。
こういったコンパニオンも、バツイチとはいえ女性としては十分な商品価値があるために客寄せには最適な人材なのです。
コンパニオンが増える=客が増えるという風俗店独特のセオリーが働いているのです。

●経営陣の若返り

現在のソープランドは経営陣が若返っています。
古くはソープランドはお年寄りの経営者が大半を占めていましたが、正直「センス」の面で時流についていけていないところがありました。
若い経営者ならば当然センスも新しく、現代の若者が何を求めているか敏感に察知していますから、店舗運営にもそれが反映されているのです。
若い世代のハートを掴んだことがブームの根底にあるようです。

●都会へ出る若者の急増

よく日本は「一極集中型国家」といわれますが、もっと細かくみると「都会への流入」が急ピッチで進んでいて、反対に地方がどんどん衰退してい高齢化しています。
九州ならば福岡へ、関西ならば神戸や大阪へ、関東ならば東京へというように若者が地方から都会へ出て職を求めるのです。
コンパニオンの側から見ると、実家を離れることで風俗店で勤務するというハードルが低くなり、男性客側から見ると、地元を離れて性欲を発散させやすい環境が出来上がるのです。
今も昔も若者は実家を離れると羽根を伸ばしたくなる性質があるのでしょう。

●高齢者の健康年齢が高くなった

最近、政府が「65歳は準高齢者、75歳からが高齢者」という認識をするということが発表しました。ようするに高齢者の健康年齢が伸びているということです。
現在の高齢者は、高度成長期とバブル期に十分な蓄えをしている層であり、また健康で性欲もあります。
暇と金があり、そして性欲もあるのですから、もちろん行き先は「風俗」となります。
伝統があり聞き覚えのある「ソープランド」を選ぶことがふつうであり、じっさいに平日の昼間などは待合室に高齢者が溢れているといった状況なのです。

もちろんソープ店の不断の努力が結実したということが基本としてありますが、それに社会情勢が味方をしたとうのが、現在のソープ業界の成功の裏側なのでしょう・・・。