全国のソープ街を歩いてみた印象

ソープランドはたいてい、数店、数十店と狭いエリアに密集して営業しています。
こういった街を「ソープ街」とよび、全国に多くのソープ街が存在します。
ソープ街を歩いていると、他の街にはないさまざまな特徴があり、注意深く観察すると共通点が見出され面白いものです。
全国のソープ街を歩いてみた印象をまとめました。

●意外に活気が感じられないのが全国共通の印象

現在ソープ業界は空前絶後の好景気だといわれ、とんでもない売上があるそうです。
しかし、実際にソープ街を歩いてそれが実感できることはありません。
店舗の外観は多少派手ですが、通りに人は少なく、ふつうの繁華街と比べると「寂れている」という印象さえ受けるのです。
しかし、一歩店舗の中に入ってみると待合室には時間待ちのお客で溢れている・・・という現状であり、外から見た印象とは別世界なのです。
これも「風俗」という、特殊なサービスがもつ特徴なのでしょう。

●普通の住宅街が近くにある

多くのソープ街は住宅街とエリア的にクロスオーバーしていることが多いのが特徴です。
『ラグジュアリーソープ ニューヨーク』の隣が『田中さん』だったりするわけです。
地元住民に調査していないので、なんとも言えませんが、どういう心境なのか気になるところです・・・。
まあ、近くにパチンコ店やコンビニなどがあるよりは、ソープランドがあるほうが「静かさ」は保っていられそうですね。

●高級車の行き来が多い

ソープ店の経営者はかなりの収入があるので、やはり「高級車」はよく目に止まります。
また、送迎サービスがあるソープ店も高級車を導入していることが多いこともその理由でしょう。
最近ではエコカーブームの影響か、高級セダンの数が減少してりうようですが、ソープ街ではまだまだ健在のようです。

●男性客は「客」と見抜きにくい

ソープ街を歩いていると、「僕は客ではありませんよ」といった感じで堂々と迷いなく歩いている男性が、店の前に来ると突然踵を返して入店していく様子を目にします。
予約を入れているのか、事前に詳しく調べているのか定かではありませんが、歩いている様子だけで「ソープ客」だと見抜くことは難しいです。
結局ソープ街を歩いている男性のほとんどが客なのかもしれません。
そして、みな物静かです・・・。

●薬局が必ずある

なぜかソープ街の近くには薬局が必ずといっていいほどあります。
コンパニオンが必要なものを購入したり、客が来店前に栄養ドリンクなどを購入するのでしょう。
「天狗●●」とか「まむし△△」といった商品広告がよく店頭に貼られています・・・。

●警官の姿を見ない

ソープ街は治安がいいのか、警官やパトカーを見たことがありません。
一般の繁華街や、ピンサロ、ヘルスがある街は必ずといっていいほど警官を目にするのですが・・・。
これは私が感じた七不思議の一つですね。

●ソープ嬢もほとんど見ることはない

ソープランドといえばソープ嬢ですが、そのソープ嬢を目にすることもあまりありません。
というより、ソープ街で女性自体を目にすることは稀なのです。
一体ソープ嬢はどうやって店に出勤しているのでしょうか?
おそらく完全ガードで送迎されているのでしょうね。

ネオンギラギラでド派手な印象を持たれがちなソープ街ですが、一部の地域をのぞき、どこか「のほほん」とした印象です。
法規制によって呼び込みもできないために、現在のような雰囲気が作られたのだと私は想像するのでした。