今のソープ求人は色々と稼ぎづらくなっている

日本を代表する風俗として知られていたソープランドですが、近年では無店舗型のデリヘルに押されてその地位を脅かされています。2005年の風営法改正以降、ソープランドには厳しい規制がかけられていて、徐々にその数が減少していく一方、デリヘルはその数を増やし続けているのです。

それに伴い、ソープランドの求人というのも減少しつつあるものの、働きたいという方は増えていますので、昔のように簡単に誰でも働けるという業種ではなくなっています。収入に関しても同様で、昔のように大きく稼げる方と一般職と変わらないレベルでしか稼げないという二極化が進んでいて、なかなか難しいものになっているようです。

かつては「2年でマンションが買える」とまで言われたソープランドの求人ですが、今では当然そこまで稼げることはほぼありません。目安としては、一般的な価格のソープであれば1日2万~3万円を稼げれば良い方でしょう。高級店ならば6~7万円が目安といった所ですが、それすら稼げる方というのは少なくなっています。

これだけ稼げなくなってしまった要因は複数あるのですが、そのうちの一つは「競合店の増加」と「利用客減少」と言われています。現在の日本では、ソープランドの数自体は減少しているものの、それ以外の風俗というのが激増しています。デリヘルに至っては毎年日本全国のソープ総数以上に新規の店が増えるわけで、同じ風俗というカテゴリでそちらに流れてしまうわけです。

そして、デリヘルに流れる以外にもソープランドというか風俗自体を利用しない男性が増えています。ソープランドの給料は、基本的に完全歩合制になっていますから接客機会が無いと給料が発生しないシステムですから、ソープランドを利用されないとそもそも給料が発生しないのです。給料単価が高いと言われるソープランドではありますが、発生しなければその単価も無意味というものです。

これからのソープランド求人で求められるのは「減少していく客をいかにリピーターに出来るか」という部分でしょう。リピーターを確保することが出来れば、接客機会は増えて給料が発生することになりますし、お店にも利益をもたらすことが出来ます。逆に言えば、リピーターを作れなければ稼げないとも言えるわけですから、どうやったら男性客を満足させてリピーターに出来るかを考えていくことが、今のソープランド求人で稼ぐために必要なのです。

面接などでもこの辺りをアピールしていくことで採用率は高くなるでしょうから、どういう風に仕事をこなしていくのかをしっかりと算段を立てて、面接に臨むようにしましょう。