作者別: fukuharaso-puに関する福原ソープコラム一覧

不況が続いた今だからこそ遊びやすい高級ソープ

日本の性風俗の代名詞ともなっているのがソープランド。
そんなソープランドの中でも、一部の店が高級店として高品質のサービスを売りとして営業を続けています。
有名なソープ街には必ずといって言いほど存在しており、東京の吉原を始め、堀之内や金津園、福原などの大型のソープ街には複数の高級店が存在し、激しい競争が行われています。

現在の日本ではソープランドの経営というのは非常に難しく、特に高級店というのは様々な原因が重なって経営を続けていくのが非常に難しい種類となっています。
その原因というのは、第一に値段です。
高級店と呼ばれるのは一般的に総額50,000~60,000円以上といった所なのですが、日本の成人男性の平均的な収入からするとこの金額を一度で使うには厳しいというのが現実です。
景気が悪い時期が続いて給料が減ったことで、現在のような格安店や大衆店がメインとなっているわけですから、値段というものに関しては非常にシビアになる男性が多いのです。

次に、高級店にふさわしい女性の確保です。
高級店というと、その生命線は高品質のサービスです。
女性にもそれ相応の容姿や教養、ソープランド特有のマットプレイに関する技術といったものも必要です。
しかし、高級店の数が減りつつある現在、そういった女性の数も少なくなり、確保するのが難しいという現状があります。

そして、一番重要な店の信用という部分。
ソープランドに限らず風俗店というのは、基本的に信用されていないというのが現状で、何の後ろ盾もないぽっと出の店が高級店を名乗ってもまず経営出来ません。
そこで重要となるのが、創業○○年というような営業年数。
長期間の経営をアピールすることで、店の信用に繋げているのです。
吉原の『夕月』や福原の『モンテ』などに代表される、どこの地域の高級ソープでも同様の手法が用いられています。
ソープランドではリニューアルオープンなどといった形で店名を新しくすることも珍しくないのですが、同一グループが経営する店などでは店名を変えてほぼ別の店として営業していても、年数を継続して数えていることも多いようです。

現在営業出来ている高級ソープ店の殆どは、こういった問題をクリアしている店であり、そのサービスなどについては十分値段に釣り合った満足出来る物となっています。
ある程度淘汰され洗練された店が残っているのが現在の高級ソープ店の状態ですので、今の時代こそ高級ソープを遊びやすいという時期と言えるでしょう。

福原ソープ業界裏事情 VOL.3(コンパニオンの本音編)

ソープランドに通う男性なら一度はソープ嬢の素性やプライベートを知りたいと思ったことはあるでしょう。ソープ嬢は極めて特殊な職業であり、またあまり「本音」を聞き出せない人達でもあります。

ソープランドに勤務する動悸で一番多いのはもちろん「お金」です。それぞれの事情によりお金に困って風俗嬢になることを決意するのです。ソープ嬢の中にはお客とのプレイ中に本当に感じてイッテしまったり、本気でセックスを楽しんでしまう人もいますが、それでも最初の動悸はお金に困ったことが入店理由です。

【指名とフリー】
ソープランドシステムには指名とフリーがありますが、ソープ嬢にとっては是非とも指名をとりたいのが本音です。お客が支払う指名料の数千円は嬢にそのまま支払われるので、同じ時間サービスをしても稼ぎが変わるからです。

もう一つは指名客は自分を気に入ってくれ、またお客の満足するポイントをより深く知ることができ、性格なども把握できて気心が知れることで仕事自体がずいぶんと楽になる・・ということも理由の一つです。フリー客10人につくのと、自分の指名客10人がつくのとでは疲れ方が倍以上も違うそうです。

また指名を多くとる=店に貢献している=店の評価を上げる、というように経営者は見なしますので、人気嬢と不人気嬢とでは経営者の態度も違ってくるのも事実です。

これはどんな仕事でも同じことだと思います。

【太い客・ほそい客】
ソープ嬢は「太い客・ほそい客」という表現をよくします。言いかえると良くお金を落としてくれるお客とそうでないお客のことです。お金に余裕があるお客は3時間以上も嬢を指名してくれます。3時間ずっとプレイするわけではないので嬢からするとかなり楽のできるコスパのいいお客、ということになります。

ソープ嬢がお客に自腹を切ってプレゼントを用意したり、誕生日を祝ってくれたりするのは少しでも長く自分を好きでいてもらうための心尽くしのサービスなのです。しかしキャバクラのように「アフター」などは存在しません。高級焼肉やすし店に連れて行くこともありませんので、実際に男性が使うお金は、他の水商売で使うものと比べると少く、別段「お金持ち」でなくとも「太い客」になることは可能です。

店側では常連として認知してくれ、若干サービスも良くなりますが、嬢から受ける他の客との差別は大きく、風俗遊びから昇華した「恋愛気分」を感じることができ、それはソープ遊びの醍醐味の一つと言えます。

【嬢の認識・お客の認識】
良くソープ店のオフィシャルサイトや受付で「指名ランカー」や「人気嬢」などとオススメされているコンパニオンがいます。お客は「レベルの高いコンパニオン」として期待を膨らませますが、実際についてサービスを受けると「それほど良くなかった」「サービスが悪かった」という印象を受けることがあります。

これは嬢の認識とお客の認識に誤差があるからです。指名を多くとるコンパニオンでも最初は「様子見」をすることもあり、前記した「太い客かそうでない客か」を選別していることがあります。すべてのフリー客に全力を使っていると身体が持ちませんので、力を注ぐポイントを模索するのです。中にはそうでないコンパニオンもいて、すべてのお客に全力投球する頑張り屋さんもいますが、それは一部でしょう。

ですから一度指名客として来店すると態度は大きく違ってきますし「サービスは手抜きだったけど、あの巨乳が忘れられない」などの理由でやむなく指名すると、態度が一変して手抜きどころか至れりつくせりのサービスに変化することもよくあることです。

お客の心得としては、どんな嬢に当っても「褒めること」を忘れず、あまりみすぼらしい格好で行かないことです。これだけでも「地雷」は大きく減少します。

高級ソープの楽しみ方ABC

ソープランドに行ったことがあるが、大衆店ばかり、ピンサロやヘルスは経験あるが、ソープは未経験、風俗未経験で高級ソープに行ってみたい・・など、高級ソープは敷居が高くてなかなか一歩踏み出せない人も多いのではないでしょうか?

しかし高級ソープと言えど客商売であり、より多くのお客(金持ち・貧乏に関わらず)に来店してもらうことを目的としていますので、ある程度の知識を備えれば堂々と門を叩けば良いのです。会員制の高級クラブやラウンジのように”お客を選ぶ”ようなことはありません。

■まずオフィシャルページで確認
現在のソープランドのほとんどはオフィシャルページをネット上で配信しています。一度来店した会員専用ページを設置している場合もありますが、基本的な料金システムなどは確認することができます。

気をつけなければいけないのは料金表示が「入浴料」となっているか「総額」となっているかです。ソープランドの料金は入浴料とサービス料を足した金額になり総額表示ならばその通りの金額で、割引はあっても増えることはありませんが、入浴料、となっている場合は電話か問い合わせメールフォームがあればそちらから確認して「総額はいくらですか?」と明確に訪ねましょう。後のトラブル防止のために曖昧な返事はされず、きちんと説明がなされます。

女の子の顔が確認できないのは、仕事の性質上、女の子の身内や周辺に対するアリバイのためであり、決して「だまし」のようなものではありません。来店してからパネルを見せてもらう時にはボカシを外したものが用意されています。

オフィシャルページの女の子の写真ページには「ランキング」「指名ランキング」など、人気のある子には何らかの表示がされていることが多く、それらを目安にするのもひとつの方法です。

■予約~
待ち時間対策のために予約は入れましょう。飛び込みでも来店できますが、選べる女の子が少なかったりすることもあります。ネットの写真で目ぼしい子が見つかれば、その子の名前で予約、決めかねた時はフリーか店内写真で行ってから決めることもできます。

ほとんどの高級店は初来店の場合、予約は前日か3日前、一度来店して会員になっていれば1週間前くらいから予約入れられます。たいていは前日、もしくは当日に「確認電話」を入れるシステムになっています。最低な決まりはきちんと守ってトラブルは未然に防ぎましょう。

■写真で選ぶ場合
高級店ならフリーであっても、かなり丁寧にこちらの女性の好みやプレイ内容の好みなどを聞き入れてくれます。写真を見る場合でも「テクニックのある子は?」とか「人気のある子は?」または巨乳、身長の高低、新人、ベテランなど、気になることはすべて質問してかまいません。店側としては満足してもらってリピートしてもらうことを目標としていますので、気を使ってしまっては誰も得をしない結果となります。

お店側がオススメする子は人気があり指名を多く取る子だとか、何らかの確信があり勧めてきますので、迷った場合は任せてしまってもよいでしょう。

■割引について
各店舗それぞれに割引システムがあります。時間帯によるものや期間限定など様々ですが、大きく割り引くものに「新人割引」があります。高級店はコンパニオンの高度な接客とプレイ内容を武器としていますので、まだその部分が未熟な新人に対して大幅な値引きをする習慣があります。

「自分が育ててやる」と思われるような風俗上級者なら、また違った楽しみ方もありますが、もしそれほどソープの醍醐味を味わったことがない方なら値段は安くとも新人狙いは避けたほうが無難かも知れません。

■いざサービスへ
受付を終えると待合室での待機になりますが、高級店ともなるとドリンクサービスやお茶菓子、また高級洋酒のサービスがあったりと、充実しています。また女の子が個室で独自にお客のタバコを数箱サービスしてくれたり、高級酒を飲ませてくれたりする場合もあります。

プレイ内容としては全国的に「即即」と言われる洗体前に生フェラ、合体が基準となります。これを前提にして高級店で遊ぶ際には、案内前にトイレにて、備え付けてあるウェットティシュなどで性器を洗浄ことは、お客側のマナーとして常識となっています。ゴム無しでの合体が多いですが、一概には言えません。泡姫の方からゴム無しOKのサインが出ても、お客の衛生意識でゴム装着を言うことはマナー違反ではありません。

責め好きの人は責めてもかまいませんし、マグロ状態であっても泡姫は存分にソープの快楽を楽しませてくれます。初心者なら一度泡姫にすべてを任せてみるのも良いでしょう。連発で発射し性的満足を得るのもよし、発射回数を抑えて会話を楽しむのもまた良しです。

■その他のサービス
高級ソープなら無料駐車場や、行き帰りの最寄り駅への送迎などはほとんどの店舗がしてくれます。数回通うことにより多くの割引券の発行も増えると考えていでしょう。「上客」になればなるほど一見との格差をつけてくれますので、お得感は増していきます。

失敗なく大人的な遊び方をするなら高級店は打ってつけなソープランドですし、はじめてソープランドで遊ぶ場合でも特別な知識もいらず、親切丁寧にサービスを進行してくれる面ではそれ以下の大衆店、格安店よりも遊びやすいと言えます。

福原ソープ街デビューABC

ソープファンなら知る人ぞ知る、関西屈指のソープ街の「福原」は60店舗以上のソープランドが林立するソープランドの聖地です。ピンサロやヘルスに通われる人や、全くの風俗未経験者であっても、自分の懐加減に合わせた遊びができるところが福原のメリットでもあります。

アクセス方法はたくさんあり、電車では・神戸市営地下鉄(湊川公園)・阪急電鉄、阪神電鉄、神戸高速鉄道(新開地駅)・JR西日本(神戸駅)など、新幹線も近くに通っており、駅からタクシーで20分で到着できます。

車で行く場合は国道28号線、近くに阪神高速があり、出口は『京橋』になります。半分ほどの店舗が無料駐車場を完備しており、近くにはコインパーキングや立体駐車場も多くありますので心配はいりません。ただ車で行かれる場合、福原町は一方通行が多いのでナビや地図などで下調べをしておいたほうが無難です。周囲の28号線、428号線などは渋滞しますので、到着時間は少し早い目に設定しておくことが大切です。

【どの価格帯を狙うか】
古くからソープランド業界には「相場」があります。各店舗には必ず「高級店」「大衆店」「格安店」などと肩書きがあり、それは価格帯による曖昧な「グレード」なのです。高級店好き、大衆店専門、格安店狙い、など利用客の間で使われる隠語もあり、それぞれにおもしろさの種類が違うと言ってよいでしょう。

男の性的価値観は様々なので、一概に高くてサービスが良い・・というだけで満足できないことに性産業の奥深さがあります。大衆店はどのソープ街でも主流であり、その街の特色を強く反映していることが多いので、一度は体験してみるべきです。

格安店→2万円以下
大衆店→2~5万円くらい
高級店→6万円以上

というのが福原での一般的な感覚です。

【ホームページでコンセプトを調べる】
ほとんどの店舗がホームページを開設しています。もちろん自店で運営していますので悪いことは書かれていませんが「コンセプト」などはある程度知ることが出来ます。人妻好きの方がアイドル・ソープに知らずに来店してしまえば、その時点で”失敗”になってしまいます。福原のソープランドは非常にバリエーションが豊富なことも人気の秘密です。

金額、アクセス、割引、キャストの写真、住所、電話番号、コンセプトなど、どの店舗も詳しく書かれていますが、ソープ初心者が注意をしなければいけないのが「入浴料表示」と「総額表示」です。ソープランドの金額は入浴料とサービス料を合わせた金額が総額になりますので、システム(金額)ページを見る時は確認が必須です。気に入った店舗が見つかり「入浴料」しか表示されていなければ、電話で確認しましょう。

【予約を入れるのがベスト】
人気店ならば数時間の待ちが出ることもあります。どの店舗でも待合室は完備されていますが、あまりに長時間の待機はせっかくの気持ちの盛り上がりに水を指すこともあります。性欲は生ものですので、このあたりはスムーズに事を運びたいものです。

一度来店したりして会員になっていれば3日~1週間前からの予約ができますが、初来店の場合は1~3日くらい前の予約が一般的です。またキャストが決まっておらず、フリーや店頭写真を利用する場合でも予約できる店がほとんどです。

一昔前の世代のソープランドと違い、福原で遊ぶと「オープンさ」や「明朗さ」に驚かれるでしょう。料金や時間、割引など、誰にでもはっきりと分かるように表示されています。昔は店舗の前で「値段交渉」し、駆け引きがヘタなお客は損をする・・といった感じでしたが、今ではそんな風習も姿を消してしまいました。

福原ソープランドは、健全で安心して遊べる性風俗ですので、ソープ未経験者の方でも気軽に立ち寄って楽しむことができる風俗なのです。

ソープランドでは部屋の広さも重要

ソープランドの楽しみ方というのは人それぞれで、十人十色の楽しみ方があります。
女性との直接的な接触などが重要なのは当たり前なのですが、店舗の雰囲気やサービスが行われる個室の状態というのも、ソープランドでは重要なポイントとなります。
普通に日常生活を送る上ではまず無いような施設での行為だからこそ、その場の雰囲気や個室の様子というのは重要視され、金銭的価値へとつながるのです。

そういった空間作りにおいて、かなりの重要性を持つのが「広さ」というものです。
受付の場所、待合室、個室などなど、どんなに豪華な調度品を用意して雰囲気作りをしたとしても、狭ければただゴチャゴチャした乱雑なイメージしか与えることはありません。
近年では、ソープランドをはじめとして店舗型風俗に対する規制強化はどんどん強くなっています。
日本一のソープ街と言われる吉原であっても、その規制強化の影響によって使われている施設は改築や増築、補修や耐震・耐火工事などすらも行うことが出来ずにどんどん老朽化しており、高級店であっても建物自体の古さが否めないという状態です。
ソープ愛好家たちの間では「吉原は、高級店でも建物が古いし狭い。他地域に比べて優れたソープ街ではなくなってきている」とも陰ながら噂されており、吉原にとっては厳しい状態となっています。

この噂は全くのでたらめというわけでもなく、吉原や福原などの規模が大きいソープ街よりも、金津園や栄町といったソープ街の方が設備に関しては上と言われています。
金津園では、『英國屋』に代表される総額10万円近い超高級店の場合、店の内装や外装は当然のこと、広さもしっかりとした個室が用意されていて、開放的な気分でサービスを受けることが出来るようになっています。
関東で同等以上の広さとなると、千葉の栄町にある『李白』くらいではないでしょうか。
『李白』は、神奈川県の堀之内などで『琥珀』や『アラビアンナイト』などの有名店を経営する『トゥルースグループ』の系列店の一つです。
栄町では唯一の高級店で、女性の質もさることながら、有名グループ経営ということで男性スタッフもしっかりと教育されており、部屋の広さに関しては日本一とも言われています。
栄町唯一の高級店ということですが、そこに胡座をかくことなくしっかりとしたサービスが行われている人気店です。

栄町も金津園も、吉原に比べて歴史は浅く建物が新しめということもありますが、逆に考えればこれらは吉原では絶対に覆せない強みとも言えます。
とはいえ、数年後にはこれらの地域にも吉原のような老朽化問題が顕現しますから、これらの店をしっかりと楽しむのであれば早い内に訪れるのが望ましいでしょう。

福原がソープ街となった歴史背景は?

兵庫県神戸市にある福原という街は、数多くのソープランドが立ち並ぶソープ街として有名です。
西日本ではトップクラスの規模であり、歴史的にもとても古い場所でもあります。
現在でも60店舗以上のお店が展開されており、震災の時などには地域住民に入浴施設を無料開放するなど、地域に根ざしたソープ街として営業を続けています。
福原が発展する切っ掛けとなったのは1180年の平安時代のことで、平清盛によって、福原に都を置き、大和田泊(現在の神戸港)を物流の拠点として経済や政治の中心地としようとする計画が実行に移されましたが、その後半年で源氏が政権を奪取したことによって計画は潰え、福原が都となることはなくなりました。
しかし、その後も大和田泊の港は利用され続けたことで、その周囲は発展を続けました。
時は流れて幕末の頃、外国人居留地が神戸港の近くに作られ、兵庫と神戸港の中間地点に外国人慰安所として作られたのが、福原ソープ街の前身となる福原遊郭です。
明治に入ると大阪~神戸の間に鉄道が敷設され、それに合わせて福原遊郭も現在の福原ソープ街の場所へ移転してきました。
福原遊郭は、常に100軒前後の妓楼が営業を続け、台風による被害や火災などが起こっても復興され、第二次世界大戦によって街が破壊されてもいち早く復旧され、1958年の売春防止法制定後は、多くの貸座敷がトルコ風呂(現在のソープランド)に営業を変えたり、営業許可を取らずに行っていた浮世風呂という独自の風俗も行われていました。
現在でも福原は日本有数のソープ街として知られていて、まずまずの活気を見せていますが、近年では不況による個人消費の低下などによって高級店などの営業が難しくなり、低価格で遊べる格安店や大衆店の数が増えています。
また、周辺に出来た新しいソープ街である雄琴や大阪の飛田といった場所の規模も大きくなりつつあり、昔ほどの集客が無くなっているという現実があります。
そのため、リニューアルなどではなく完全に閉店してしまう店もあり、徐々にその数は減少していっています。
今後もこのような傾向が続いた場合、今すぐにというわけではありませんが福原のソープランドが衰退してしまうということも有り得ます。
数十年先、福原のソープランドがどの程度の規模になっているのかはわかりませんが、福原ではソープランド同士で組合を作ってサービスの向上や街の安全性などに力を入れていますから、今後もさらに歴史を積み重ねていくことが期待出来るのではないでしょうか。

最先端ソープランド事情

「風俗の王様」「究極の接客業」と言われたソープランドはさまざまな要因でしばらく活気を失っていましたが、ここ最近また息を吹き返し、低迷期以上の賑わいを見せています。これまでになかったような低年齢で容姿の良いキャストの存在と、在籍数の多さ、思わず経験してみたくなるような、これまでに無いコンセプトなど。断言して言えるのは現在は「ソープランド黄金期」と言って良い状況なのです。

ソープランドは「不遇」と常に隣り合わせの歴史をたどってきました。不景気、エイズの流行による風評被害、地域の風紀美化運動の標的にされた一斉排除運動など、これらは決してソープ店側には非はありません。その度にソープ店、特殊浴場協会、業界全体での努力で何度も立ち上がってきたという経緯があります。

多くのソープ街では「新店舗出店許可」が認可されない場合が多いのも業界にとっては痛手であり、そのスキを突くかのように設備投資のほとんどないデリヘルなどが急増する結果となっているのです。しかし最近、新旧ソープ店の入れ替わりが激しく行われ、いわゆる「代替わり」をして新しい店舗が急増し、その流れは全国的に広がっています。

この新世代的ソープ店が打ち出すコンセプトとアイデアが風俗ファンの心を掴み、一時期遠のいたソープファンを呼び戻し、また新たなファンをも獲得しています。ソープ業界の復興に大きな力となったものの一つに、インターネットの存在があります。各店オフィシャルページの製作に力を入れ、できの良いホームページを配信し始め、それを後追いするかのようにスマホが爆発的な普及を見せて定着しました。そしてそれに付随する風俗ポータルサイトの普及と口コミサイトの林立により、これまでブラックな存在で来店を躊躇していた奥手のソープランド予備軍立ちがこぞってソープ街に姿を現し始めました。

この「ネット作戦」を敢行して、風俗業界の中で最も動員を増やしたのがソープランドなのです。もちろんそれは「宣伝」の範疇であり、中身が伴わなければ瞬時に勢いは失われますが、前述のごとく、最近の新店舗の完成度は眼を見張るものがあります。間口の拡がった業界に多くの客が訪れ、その余波で老舗の誠実経営のソープ店の良さも知れ渡るようになりました。

現在のソープランドは「新鮮」「安全」「刺激的」「低価格」という印象を強く感じます。ソープランドの前身である「トルコ風呂」が世の中を賑わわせ始めた頃に匹敵する勢いがあります。景気が良かろうが悪かろうが男性の性欲は変わりませんので、そのはけ口は必須です。そしてそこには安心して出向きたいのは世の男性すべてが思うところでしょう。現在のソープランドはその条件をすべて満たしていると言えます。

ソープランドがリニューアルする理由

ソープランドというのは非常に回転の早い商売で、大半のお店はほんの数年で無くなってしまいます。
多くのお店は、2~3年のスパンで店名が変わったりしてしまい、なかなか定着することはありません。
特に、高級店よりも格安店や大衆店といった低価格帯のお店にはそういう傾向が強く見られます。
ある程度有名なソープ街でもそういった傾向はあり、西日本最大規模の福原ソープ街においても、それは同様です。

福原にあるソープランドは、現在60店舗前後であり中には創業ウン十年という日本全国で見ても最古参の部類に入る店もあります。
それと同時に、高級店の中にも歴史を辿っていくと何度も店名変更などをしているお店もあります。
例えば、福原でもトップクラスの高級店である『アマテラス』は、現在の店名になるまで4回の店名変更を行っています。

一番最初は『貴族院』という名前、次に『貴族』となり、『ル・ランデブー』となって『バルボラ』となり、現在の『アマテラス』になったという歴史があります。
『アマテラス』は、ソープランドの基本とも言える内装や外装などの雰囲気作りや男性スタッフへの教育、そしてコンパニオンの女性の質やサービスといった物を徹底して高めるコンセプトで、130分総額70,000円という高級店となっています。
その前身である『バルボラ』では、110分総額51,000円の中級店だったので、着実にステップアップをしてきていると言えます。

このように、ソープ店が店名を変更する場合というのは幾つか理由があります。
まず、「経営方針・コンセプトの変更」というものです。
経営方針の転換としては、今回例に挙げた『アマテラス』のように、中級店から高級店へと移行する際に、リニューアルオープンといった形で新しくする場合です。
コンセプト変更の例としては、福原の老舗熟女ソープであった『しんとみ』がソフトSMをコンセプトに掲げた『KOBE R&B』という店にリニューアルしたというものがあります。
次に、「警察の摘発や悪評を消すため」というもの。
摘発された店は信用がた落ち、普通はそのまま閉店するか営業再開してもまず経営難に陥ることは間違いありません。
また、悪質なサービスや性病などの噂によって客が寄りつかなくなってしまった場合も、店の名前を変えることでその禊ぎとしている場合があります。

少なくとも何の意味もなくリニューアルオープンをすることは無いので、リニューアルしたお店に行く時は、軽く下調べなどをしておくと安心出来るお店かどうかがわかるかもしれません。

生き残る高級ソープの秘密とは

日本全国には1200軒前後のソープランドが営業をしていますが、その中にはランクがあり、あまり予算が無くても遊べる格安店や大衆店、値段もサービスも上等な高級店、その中間となる中級店などなど、かなり細かくランク分けされていて、店選びの一つの指標となっています。
不況が長く続いて、一般庶民が自由に出来るお金というのも少なくなっていますが、そんな中でも高級店というのは数が減りこそすれ無くなることはなく、地道な経営を行っている高級店は今も多々存在しています。

そういった高級店では、その店独自とも言える何らかのシステムを構築していて、それが利用客に対してしっかりとアピールしているという共通点があることが多くなっています。
例えば、日本三大ソープと呼ばれている吉原の『ピカソ』、雄琴の『フォーナイン倶楽部』、熊本の『ブルーシャトー』

この3つの店舗に共通しているのは、「隠匿性」というものです。
どれも会員制であり、特に熊本の『ブルーシャトー』に至っては専用のウェブサイトすら作っていないという徹底ぶり、さらに他の2つの店舗と違ってほぼ完全な現会員からの紹介が無いと遊べないシステムといったことで、徹底しています。

『ピカソ』も『フォーナイン倶楽部』も、『ブルーシャトー』と同じ会員制ではあるものの、一見客でも遊ぶことが出来ますしウェブサイトもありますから、隠匿性という部分で『ブルーシャトー』に一歩及びません。
だからこそ、『ブルーシャトー』には「実は日本一のソープなのではないか?」というような噂まで出てくるのです。

なかなか情報が漏れない店というのは、存在を知るだけで想像力や期待が刺激されて、実際に訪れた時に自身の経験した以上のサービスを受けると、より良い物であると勘違いしやすいものです。
これらの店が、基本サービスや女性の質に力を入れているのは事実でありますが、はっきり言って全国に多々ある同ランクの高級店とそこまで大きな違いがあるかというと、そうではないでしょう。
しかし、期待が乗る分だけそのサービスを良い物と錯覚させることで、より満足感を演出しているという一種の営業テクニックと言えます。

高級店の中には、経営不振によって別の業種へ移行したり、ランクを落として経営を続ける店も多いですが、こういった形でしっかりとした柱となる売りを持っている店は、信頼の厚い良い店だと考えることが可能です。
庶民にはなかなか敷居が高いのは確かですが、それでも行く価値はある店と言えるでしょう。

ソープランド コンパニオンのお話

ソープランドに行った時、その満足度を大きく左右するのはコンパニオンのレベルや相性です。
しかしソープ業界で働いた人でも無い限り、その実情はあまり知らないのが事実です。コンパニオンの本音や環境などを少しでも知っておくことで、店選び、女の子選びも違ってきますし、またコンパニオンに対しての接し方も変わってくるでしょう。

【コンパニオンの素性】
ソープランドで働く女の子はさまざまな理由と経緯があり入店するのですが、基本的には「お金を稼ぐことが目的」であることは言うまでもありません。前職は多岐に渡り、OL、主婦、他形態の風俗店、キャバクラ、大学生、モデル、AV女優などがよく聞くものです。

コンパニオン集めに奔走するデリヘルやピンサロなどとは違い、女の子の方から求人を見て面接にやって来ることが多く、最近では「平成生まれ」と業界人から特別視して見られる若い世代が「どうせ稼ぐなら多いほうがよい」と潔くソープランドを選択して問い合わせがくるそうです。

ギャラに関してはもちろん高級店が最もバックも多いのですが、一人あたりの単価が安くても大衆店は集客の頭数が多いので、結果的に多く稼げることもあり、そちらを選ぶ子もいます。また大衆店はコンパニオンに対しての規律も甘めなので、気楽に働けることを理由に大衆店を選ぶ場合もあります。

一般的には「面接のハードル」は高級店はかなり高く、年齢、容姿、やる気など採用条件も厳しく、店舗の価格帯が安くなるほど面接の基準は低くなる傾向にあります。

【コンパニオンの苦労】
コンパニオンは同じ年代の女性を遥かに凌ぐ収入もありますが、その分苦労の多い職業です。高級店ならば「ノルマ」も存在するようです。ある程度指名がとれなければ除籍されることもあり、自分の接客術とプレイテクを磨かなければいけません。高級店ではコンパニオンが自腹でタバコやお酒、おみやげなどサービスしてくれることもよくありますが、これも指名客を維持するための努力です。

「店内浮気」という隠語がありますが、テリトリー意識が強いので、同じ店で二人をお気に入り嬢にするのは、できるだけ避けたほうが良いかもしれませんね。

店舗を超えたコンパニオン同士の交流もそれなりにあります。移籍などする場合はコミュニティーの情報交換により得た知識で、より働きやすく稼げる店に紹介されて店を変わることもよくあることです。

またあまり人に言えない職業であることも事実であり、彼女たちが恐れるのは「知り合いが客として来ないか」ということです。ですからあまり自分の地元で働く場合は少なく、例えば吉原なら神奈川や埼玉、千葉出身のコンパニオンが多く働く・・といった状態になります。

非常に長期間ソープ嬢として働くコンパニオンもいますが、一般的には5年ほどで卒業するそうです。特殊な肉体労働ですので、健康的な問題もありますし、やはり精神的なストレスも大きようです。自分の未来のためにまとまった金額を貯めて次なる人生を歩き始めるのです。

【コンパニオンの日常】
コンパニオンは休みの日に何をしているか・・これは男性なら気になるところですが、普通の女の子と変わりません。ただ職業柄、健康管理の意識は高く、フィットネス通いなどをする子も多いようです。指名客が多いコンパニオンはプレゼントの購入に走り回ったり、衣装の購入など、業務時間外での努力にも時間をさくことも多く「自営業」的な感覚に近いものがあります。

ギャンブルやホスト通い、飲み歩くなど、少し生活の荒れる子も中にはいますが、それもやはりストレスが過剰にかかる職業の悲しい側面です。しかし最近の若いコンパニオンは驚くほど実直であり、ソープ嬢をやめた時のことを考え、自分の将来のために資格の習得や専門分野の勉強に勤しむ子も少なくありません。

ソープランド通いも数回、数十回と足を運び続けるとマンネリかして新鮮さが失われる時期もありますが、自分を楽しませてくれるコンパニオンたちのことを少し知れば、また今までと違った価値観が生まれ、これまで以上にソープランドが楽しくなるのではないでしょうか。