世の中の全ての事柄において流行というものがあり、服や食品、嗜好品などにスポーツや政治などにおいても例外はありません。もちろんソープランドでも流行というものがあって、昔と今ではかなりその様相は変わってきています。今回は接客の流行についてです。
■ 昔のソープランドは『お客様は王様』が基本
昔のソープランドというのは、おそらく一般的なソープランドのイメージである女性が三つ指をついて挨拶、即即があってからお風呂へ行って、体を使ってボディ洗いから始まる椅子プレイにボディソープを使ってマットプレイ、湯船で潜望鏡があったりして、その後はベッドでサービスを受けるなんていうのが基本サービスであり、男性をいかに上位に置いて良い気分にさせて満足させるかというのが重要視されていました。現在でも老舗の高級店などではその方向性を維持していて、それこそが古き良きソープランドのサービスと言われています。このタイプの接客は、いかに男性に快感を与えて射精まで導くかというのが求められ、様々なプレイの技術を磨くことが女性に求められていました。良く言えばプロフェッショナル、悪く言えば事務的というような接客タイプです。
■ 現在のソープランドは『お客様は恋人』が主流
昔の古き良きソープランドのサービスが残る一方、最近ソープランドでの流行は「恋人型接客」と呼ばれるもので、男性を上位に置くのではなく恋人のような対等な位置において接客するというものです。ソープランドへは恋人の部屋に遊びに行くような感覚で、昔の男性上位タイプの接客ではないので親近感を覚えやすいのが特徴です。女性としてもどちらかといえば気楽に接客出来るということもありますから、新興店や格安店などでは主流となっています。このタイプの接客では、椅子洗いやマットプレイなどよりもキスやボディタッチなどのサービスが好まれます。求められるプレイのレベルというのも低めで、プロの仕事よりも初々しい素人のような接客の方が人気が出る傾向にあります。
こういった流行の移り代わりというのは、やはり客層の変化が大きく関係しているようです。昨今では草食系男子というような比較的大人しめの男性が増えてきていて、年齢的にもそういった方がメインの客層となってきていますから、こうした男性に合わせた接客方法に移り変わっているのです。果たして次にはどんな接客方法が流行になっていくのかというのも、楽しみの一つではないでしょうか。