ここ最近、ソープランドで働くコンパニオン女性の間では英会話を始めとした外国語を学ぶことがブームになりつつあるというのはご存じでしょうか。特に、吉原などの関東圏内のソープランドに勤める女性の間でその傾向は強くなっていて、コンパニオン女性の間にもグローバル化の波が押し寄せているということのようです。
何故にこんなブームが起きつつあるのかというと、やはりそこには外国人観光客の風俗利用率が高まっているという背景があります。ここ数年、日本経済では指標上の景気は回復傾向にありますが、実際には全くと言っていいほどその恩恵が無いという一般庶民にとって、ソープ遊びはちょっとした大衆店でも贅沢な遊びとなりつつあります。
日本人客が減ったら外国人観光客をとばかりに、爆買いをする外国人などを対象にお店側も外国人観光客を受け入れるようになっていて、そこで起こるトラブル対処のためにも店側から直接指導が入るということも珍しくないそうです。これからの日本ではもちろん英会話が出来る方が得なのは間違い有りませんし女性からすれば英会話を覚える良いチャンス、語学は有っても邪魔にならないものですから、こうした流れになるのは当然と言えるでしょう。もう数年したら、バイリンガル・トライリンガル、さらにはその上のマルチリンガルなコンパニオン女性が登場するかもしれません。
しかし、英会話が出来たからといってもそれだけで外国人観光客の風俗利用においてトラブルが激減するとは限らないようで、「外国で1回こっきりの遊び、多少扱いが雑にしても知ったことではない」と考える外国人利用客は多く、特に一部の国の利用客から女性が乱暴に扱われるというトラブルは少なくありません。こればかりは言葉の問題ではなく意識の問題ですから、言語だけではどうしようもありません。
他にも、そもそも風俗に対しての文化・認識の違いというのもありますから、そういった部分での摺り合わせが必要になってくるので、会話による意思疎通が出来ればそれも可能となってくるわけなのですが、現在ではまだまだ英会話が出来るコンパニオン女性は少なく、その成果が出てくるのは数年はかかることでしょう。
これらの努力の結晶が実を結ぶのもやはり2020年に開催予定の東京オリンピック辺りと見られますし、やはりこの時期はソープランド業界においても様々な状況が変わるかなり大きなターニングポイントであるというのは間違い無いようです。