ソープランドに新人の実技講習はあるのか?

ソープ遊びもある程度回数をこなしてくると、あることに気付きます。そのあることというのは、コンパニオンごとのテクニックの差です。それぞれ個人差があって、それもコンパニオン女性の個性の一つともなっているのですが、同じお店であっても極端に差があったりするのは面白いものです。

さて、そこで気になるのが「店が研修などは行っていないのか?」ということ。どこの企業でも入りたての新人には研修として指導するのが一般的なのですが、ソープランドではどうなのかというと、意外にも実技指導などは行われないというのが一般的のようです。

研修というか口頭によるサービス内容やプレイの方法、使う道具の説明といった基礎知識的な事柄は事前に行われるのですが、実際にそれをどうやって使うのかというのは行われていない店が多いのです。昔は実技指導として店長などの男性スタッフが講習を行っていたようですが、最近ではセクハラなどに成りかねないということもあり、避けるようになったということのようです。この辺り、昔と違ってソープランドで働く女性の権利が認められつつあるということなのでしょう。

ちゃんとしたサービスを売りにしている店のようなごく一部の店は、引退したコンパニオン女性を指導員として雇い直し、その女性同士で実際に使い方の講習を行うということはあるようですし、お店の雇われではなくフリーで講習会を開催する風俗講師へと転身する有名コンパニオンもいて、そういった方のセミナーに参加して学ぶということもあるようです。

このセミナーは、風俗嬢だけが参加出来るセミナーで、受講料もそこそこのお値段がするとのことですが、講師は元有名コンパニオンであるということや、仕事柄仲間が出来づらいコンパニオン女性同士が、店の垣根を越えて知り合う機会をもたらす場として、さらにそこでは技術以外にも、会話の技術や参加者同士でお店の情報などがやりとりされ、かなり重宝されているようです。

お店のランキングに入るような女性はこうしたセミナーに参加したことがあるという方ばかりで、そういった方はやはり接客にも余裕があるというかツボを心得ているという接客をするので、それが如実に結果に表れているのです。

結論としては、『お店では実技指導はしないが、やる気の有る人は勝手に学ぶ』ということのようです。「接客が気に入ったので贔屓にしている」なんていう女性も、実はこうしたセミナーなどで独自に学んでいるのかもしれません。