ソープランドの割引の本当の目的

ソープランドの営業時間は、法律によって日の出の時刻から日付が変わる午前0時までと定められています。ソープランドの利用が減少している昨今では、限られた営業時間内でどれだけの利益を出せるかということが重要になり、店側も様々な手段を講じています。

例えば、早朝割引というのは大体の店で行われているサービスですが、実はこのサービスは実際に客に利用させるためのサービスではなく、情報サイトなどに名前を乗せる宣伝広告みたいな意味合いが強いサービスとなっています。現在、ネット上にはソープランド各店のコース時間や値段などをまとめた、いわゆる風俗情報サイトというものが多数存在しています。そうしたサイトに少しでもお得な安い店であることをアピールするために、こうした早朝割引というのを行っているのです。

早朝割引は行われていることではありますが、実際に使おうと思うとなかなか難しいサービスで、ほとんどの場合そもそも女性が出勤しておらず、開店はしているものの女の子がいないので、訪れてもサービスを受けることが出来ないということも珍しくありません。

他にも、割引イベントを連発していて年中割引されている店もよく見かけると思いますが、これは割引条件は変更せずに割引イベント名だけを変更して継続することで、風俗情報サイトの新着情報として表示させることが出来ますから、活気がある印象を与えることが出来るといった狙いもあるのでしょう。こちらの場合は早朝割引と違って、ちゃんと女性が待機している時間帯でも利用出来ますから、より実用的なサービスです。

どちらも明確に違反という手段ではないのですが、事情を知るとあまり印象はよろしくありません。こういった手段を講じる店は集客に躍起になっている店で、それはつまり客がつかない店であるということが読み取れます。しかしながら、そんな方法を使わないと目立てないというのが現在のソープランド事情というもので、昔に比べてソープランドの相場が低下したことによって安さをウリにすることは難しくなっているのが浮き彫りになっています。

冒頭でも述べた通り、相場が下がって利益を出すのが難しくなっていますから、こうした手段をとらざるを得ないとはいえ、利用者としてはそうしたことも織り込んで上手にそのシステムを利用すべきでしょう。別の目的があろうとなかろうと実際に割引料金が設定されて、条件を満たせばそれを使えるわけですから、使えるならば使った方がお得というのには変わりないのです。