日本経済の不況が報じられて久しくなります。
中国や韓国などの近隣諸国の経済発展がめざましく、世界を席巻した「メイドインジャパン」も、今では大企業の倒産や不振で復興の兆しすら見えてきません。
経済を専門とする経済学者の間では、日本の暗部として考えられている「風俗業界」が、日本経済にトドメが刺されることの防波堤になっていると噂されています。
もし、日本の風俗業界を政府が強く取り締まりでもすれば、弱った経済に大打撃が与えられると考えられているのです。
●廃れつつある日本の繁華街・・・
日本各地の繁華街が悲鳴をあげています。
ここ数年で、外食産業全体の総売上が「5兆円」も減少し、人々は確実に「インドア化」しています。
繁華街は、国民が稼いだお金を放出する最も大きな市場でありますから、繁華街の衰退イコール「経済の衰退」でもあるのです。
「金は天下の周りモノ」といいますが、国民が節約と貯蓄ばかりをすると繁華街での商品は売れなくなり、そこで売るために作る物の需要がなくなって製造業や商社の売上も落ちます。
企業の売上が落ちると、こんどはそれを作る人、運ぶ人、得る人も必要なくなりますがから就職難が発生するのです。
ここでソープランドを始めとする「風俗業界」が、悪循環に立ち向かっているのです。
経済の悪化に反比例するように、ソープ店の集客は増大しています。
ソープ街はたいてい繁華街の近くにありますから、そこに足を運ぶ男性客たちは少なからず繁華街で消費活動をしてお金を落としているのです。
もし、これさえも失くなってしまったら・・・
ソープランドは経済の循環に一役買っているというわけです。
●「貧困女子」の最後の就職先
ここ数年、社会問題となっているのが「女性の貧困」です。
シングルマザーなどはもちろん、保育士や介護士などの労働条件が極めて低い職種の女性たち、親に財力がない大学生、専門学生などが極度の貧困にあえいでいるのです。
そして貧困女子の「最後の砦」が性風俗への転職です。
これがなければ彼女たちは消費はおろか、生きていくことさえ難しくなります。
また、援助交際も右肩上がりで検挙数が増えています。
売春によって得た収入で家賃や光熱費を支払い、学生は授業料を工面しているのです。
「じゃあ、ソープ嬢にならなくても援助交際でいいじゃないか?」と思われうかも知れませんが、そう簡単な問題ではありません。
援助交際は犯罪ですので、もちろん「所得税」「源泉徴収」もありません。
これでは政府の財源のプラスにはならないのです。
政府の財源は、会社で例えるならば「総売上」に当たりますから、経済全体に影響を及ぼすのです。
正規の風俗店ならば全て税金も納めていますから、援助交際とは性質がまったく違うわけです。
●日本人男性の「メンタル」にも影響がある・・・
日本からソープランドが消えたら、日本人男性の「メンタル」にも大きな影響があるといいます。
男は性の満足度によっても仕事に対する意欲も違ってくるのです。
頼りなかった男性でも、結婚をきっかけにまじめに働くようになるものですし、性的な満足度が得られないと働く意欲も将来の夢も失ってしまうのです。
こういった国民男性の心の状態は、企業の生産力にも大きく反映するものです。
実際にソープランドのヘビーユーザーは会社内での地位が高く「やり手」が多いのです。
男性の性は不思議で、実物の女性に射精するのと、家に閉じこもって自慰で射精するのとでは精神的な影響がプラスとマイナスほども違います。
ソープランドに通う男性は、知らず知らずのうちにメンタルコントロールをして仕事に励み、日本経済に貢献しているのかもしれません。
さすがに経済の専門家だけあり、説得力のある論証で、聞けば聞くほどに納得してしまいます。
落ち込んだ日本経済のためにも、現在の日本の風俗、ソープランドが消えてしまう日が来ないことを祈るばかりです。