2020年を境にソープは九州が本場になる可能性も

現在、日本全国にはおよそ1300軒弱のソープランドが存在しています。
そのうち、東京の吉原に1割ほどが集まり、その周辺地域である千葉の栄町や神奈川の堀之内などにもう1割が集まり、全ソープランドのおよそ2割が関東で楽しめるソープランドとなっています。
残りの8割が、北海道から沖縄まで全国各地に広がっているわけですが、意外にも関東では人口比におけるソープランドの割合は最低クラスで、関西の福原や雄琴といった所も、人口比で考えれば非常に数が少ないと言えます。

では、人口比におけるソープランドの割合が一番多い所はどこかというと、九州地方です。
九州の有名なソープ街は、言わずと知れた福岡の中州です。
中州のソープ街も、規模で言えば福原や堀之内などと同じぐらいの規模となっていて、九州地方には他に比肩しうるソープ街というのはありませんし、観光地としても有名な地域ですからその活気は他のどこよりも凄いというのは間違いありません。
しかし、九州ではソープ街である福岡中州以外でもいくつものソープランドが点在していますし、熊本や大分といった県では東北地方などのように絶対的に数が少ないというわけでもないのです。
そのため、人口比率におけるソープランドの割合となると九州地方は日本一と言えるでしょう。

この人口比割合ですが、今後はより二極化していく傾向が予想されています。
その理由として考えられているのが、東京で行われることが決定している東京オリンピックです。
この東京オリンピックの直前あたりには街の浄化作戦として、様々な風俗店が摘発されることが噂されています。
過去にも大阪では大阪万博の開催によって当時大阪にたくさんあったソープランドが摘発されてその数を減らし、規制強化と相まって大阪からソープランドが無くなるという結果になっています。
東京でも前回の東京オリンピックでも歌舞伎町は浄化作戦の対象として槍玉に挙がっていて、今回はさらに池袋や六本木、渋谷といった都市でも摘発が行われると予想されています。

これらの浄化作戦は「治安維持」の名目で行われるため、そうなるとソープ街である吉原なども摘発の対象となることは予想に難しくありません。
場合によってはその後の大阪と同じように東京からソープランドが消えるという事態になることですら否定出来ないのです。
もしかしたら、東京オリンピックを境に日本のソープ事情というのが大きく変わってしまうかもしれませんし、吉原のソープを楽しむのであれば、今の内なのかもしれません。