現在、世界的にキャッシュレスの波が広がり、どんどんとキャッシュレス化が進んでいます。
日本でも様々な電子マネーなどが普及していますが、昔からの方法として知られているのがクレジットカードです。
ソープランドでもクレジットカードが使えるお店というのは珍しくありませんが、今も昔も現金払いというのが好まれています。
何故、ソープランドではカード払いが嫌われているのでしょうか。
お店側がカード払いを嫌う理由
ソープランドでクレジットカード決済が可能になりつつあるとはいえ、お店側が必ずしもそれを歓迎しているかというとそうではありません。
カード払いに対応しているのも渋々といった感じであることが多く、これには大きく分けて2つの理由が存在しています。
1.カード手数料の問題
カード決済の場合、カード会社に加盟店が支払い金額の数%を手数料として支払うシステムとなっています。
本来、カード会社と直接加盟店契約を結ぶのですが、ソープランドは風俗店のためそれが出来ません。
そのため、カード会社とではなく決済代行会社と契約を結んでいます。
本来であれば1~7%ぐらいの間となる手数料も、代行会社が絡むとより高くなってしまいます。
そのようなことから、10~20%といった高額なカード手数料が発生することになります。
利用客にそれを負担させている所も多いのですが、お店によっては自分達が負担していることもあり、その分売上が減ってしまうというわけです。
2.現金が手に入らないという問題
カード決済では、一度カード会社というクッションを挟むため、売上がお店に入ってくるのは早くて翌月となるうえ、現金が手に入りません。
ソープランドは、毎日かなりの現金が必要となる業種で、これは給与支払いが日払いの現金払いであるのが主流だからです。
例えば、2万円程度のコース料金のお店で、1日3万円稼いだ嬢が10人出勤すれば、給料だけで30万円必要です。
男性スタッフも日払い・週払いであればそれなりにまとまった金額が必要になりますし、1日数十万の現金が必要になるわけです。
カード払いが続けば現金不足で給与が払えないということにもなりかねないため、ソープランドは現金払いを求めているのです。
キャッシュレス化というのは大変便利ではありますが、商売をする側からすれば面倒なことには変わりありません。
すぐに決済が終わる現金払いの方が有り難いというのもわかりますし、風俗業界ではカード払いした客の情報を悪用するというケースも皆無ではありません。
様々なことを鑑みても、やはりソープ遊びをするなら現金払いで楽しむのが客側・お店側どちらにとっても得策ではないでしょうか。