世界的に見ても売春を始めとする「風俗業」というのは、”男性用”しかありません。
最近では男女の恋愛経験率が低下し、性に飢えた女性が多いと聞きますが、それでも「女性用風俗」「女性用ソープランド」というのはほとんど見ることができません。
”男女の性の違い”といえば単純ですが、その理由は一つではないようです・・・。
男性用ソープランドがあって、女性用ソープランドが存在しない理由を考察してみました。
●10年前に存在した女性用ソープランド
実は10年ほど前に九州の中洲に女性用ソープランドが存在したそうです。
しかし、運営がうまくいかずたった1年ほどで閉店したのです。
理由としては・・・
・一部の人気キャストに客が集中する
・男性スタッフの体力が持たない
・客そのものが少ない
といったものです。
男性は1日に何度も射精することは難しく、まずは体力的に不可能だったというのが理由として大きなものです。
また、女性は1人のお気に入りを見つけるとあまり浮気をしないようで、人気の高い男性キャスト以外に客が流れなかったのだそうです。
それよりもなによりも、まず女性客がそれほど多くなく、経営が持たなかったのです。
性に開放的になった現代ならば、もう少し女性客も確保することができるかもしれませんね。
●女性の性機能の性質が男性とは異なる
男性の性機能は、一定の期間で射精しなければ心身に異常を来します。
性犯罪の多くが、男性が加害者であることからも、その性質の強さを知ることはできるでしょう。
一方女性はずっと性行為をしていなくても、理性が効かなくなるほどの欲望の爆発はなく「しなければしないで我慢できる」といったレベルです。
現在の一般的なソープランドでも”楽しむ”というよりは”我慢できないからスッキリしたい”といった利用者が多いのですが、女性用ソープランドにはそのような使い方をする人が少ないことから、お客の絶対数も限られてしまうのです。
●元々の性のシステムが違う
昔から男性はよく浮気をし、女性は1人の男性だけで満足することはよく知られています。
これは男女の性システムの違いからくる性質で、男性は「拡散型」で女性は「守備型」だからです。
男性は1度に複数の女性を妊娠させることができますが、女性は1回に1人しか妊娠することができないほか、その1人を死守するために体の機能ができあがっています。
これが潜在的なお客の数になるのです。
女性用のソープランドを繁盛させようとするなら、男女の人口比率で男性が1に対して女性が5以上の割合でないとうまくいきません。
こういった元々の男女の性システムも、女性用ソープランドが現れない理由の大きな理由なのです。
●男性に対する恐怖心・警戒心
男女平等が叫ばれている今日でもやはり男性のほうが女性よりも腕力が強く、どこか暴力的です。
性犯罪の多くは男性が加害者ですし、それは昔も今も変わりないことです。
なので、女性は無意識にでも男性に対して恐怖心や警戒心を持っているもので、まして裸でサービスを受けるソープランドなら、さらに強く感じることでしょう。
男性全般に対する恐怖心や警戒心もまた、女性用ソープランドがうまく経営できない理由だと考えられます。
●まとめ
文明がどれほど発展しても、男女の性に関する価値観はあまり変化がないようです。
男性用ソープランドがあって、女性用ソープランドが存在できないのは、そういった人間の根源的な性質や価値観がいつまでも変わらないということが背景にあるからなのです。