昔はそれほどバリエーションがなかったソープランドのプレイジャンルですが、最近ではかなりいろいろなカテゴリーが存在します。
これは一時期低迷していたソープ業界が、古い体制をかなぐり捨てて、他の業態の風俗からアイデアを取り入れた結果だといえます。
しかし、ソープランドとそれ以外の風俗では、ジャンル的には似ていても、内容には明らかな違いがあります。
ここでは、似たジャンルをしたソープランドとその他の風俗の詳細を徹底比較してみました。
●SM系ソープとSMクラブの比較
「SM」は古くから愛好者の多い性嗜好のジャンルです。
世界的に愛好者が多くいて、ビジネスとしてはSMクラブが有名です。
長らくSMには手を出さなかったソープ業界ですが、ここ数年関西を中心としていくつかのSMソープが出店されています。
SMソープとSMクラブの違いは「本番の有る無し」が最も明確なものです。
本来SMクラブが”風俗”としての認可すら必要ないのも「性行為をしない」という性質があるからです。
重度のSM愛好者なら、性行為をしなくても射精したり、射精がなくても満足できるというアブノーマルな体質の持ち主が多いのです。
一方、SMソープは性行為と射精を前提としていますから、ここが両者のもっとも大きな違いなのです。
●イメクラ系ソープとピンサロの比較
関西のピンサロから誕生し一世風靡した「イメクラ」は、痴漢やオフィスプレイなど”シチュエーション”を重視した仮想プレイです。
イメクラのニュアンスをソープ業界が取り入れはじめて久しくなり、すでに一定の地位を確立しているともいえます。
イメクラ系ソープとピンサロとの大きな違いは「本番とシャワーの有無」です。
イメクラ系ピンサロはもちろん本番はなく、フェラや手コキでフィニッシュとなりますが、イメクラソープは最後までプレイ可能です。
また、オフィスを模したプレイルーム、電車内を演出したプレイルームであっても、シャワーや風呂が完備されているのもソープランドだけの特徴です。
学園系などのイメクラでも、教室内にシャワーがあるという、少し不思議な設備をソープランドは持っています。
●コスプレ系ソープとコスプレ風俗の比較
コスプレはソープランドでも古くからある演出ですが、最近のコスプレはより精度の高いものです。
アニメキャラのコスプレも増え、マニアックさに拍車がかかる一方なのです。
ソープだけではなく、ピンサロ・ヘルス・デリヘルなど多くの業態が取り入れているコンセプトで、非常に人気が高まりつつあります。
そして、コスプレに関してはソープランドは分が悪い面があります。
ソープランドには「入浴」というサービスがあるために、コンパニオンがコスプレをしていても、サービス開始とともに服を脱がなければならないという宿命があるからです。
中にはかなり工夫をし、ギリギリまでコスチュームを着たままサービスしたり、客の要望によっては着衣プレイをするなど変化もしてきていますが、これからが楽しみなジャンルでもあります・・・。
●おわりに
コンセプトはソープ以外の風俗が、本番という最強のサービスのあるソープへの対抗策として発達してきたものです。
しかし、本番サービスのあるソープランドが取り入れ始めたことで、さらに濃密なサービスを受けられるようになっているのです。
定番のソープランドのサービスに少し飽きてきたら、凝ったコンセプトのあるジャンルを試してみると、ソープランドの新たな楽しみ方でできるはずです。