遊郭時代から続くソープ遊びの慣習やしきたり

ソープ遊びは、遊郭の流れを組む遊びとして知られ、他の商売とは違う一種独特の慣習やしきたりがあるものです。
平成も終わりという昨今ではそういった慣習やしきたりは薄くなってきていますが、日本古来の風俗文化ですから、ソープ遊びをするなら一応の知識として頭に入れておきたいものです。
そこで、ソープ業界にある慣習やしきたりについて触れてみましょう。

◆ 名刺が貰えないのは「もう来るな」のサイン

昔の遊女は、遊び終わった馴染みの男性には自分が愛用している香木の欠片を包んで渡したり、別れ際に密かに男性の服の裾に香水をほんの少しつけて、帰り道に香りと共に自分を思い出したりしてもらっていたと言われています。
その名残が現代においては名刺という形になっているわけですが、もし遊び終わってこの名刺が貰えなかった場合、それは「もう来ないで欲しい」というサインと捉えても良いでしょう。

特に女性の教育がしっかりしている高級ソープで名刺をもらえなかった場合は、確実にお断りのサインです。
たまたま忘れている可能性もありますが、そういった場合は何かしら別の物に手書きで渡してくれますので、それすらないということはお察し……ということです。

◆ 一見は客未満、裏を返して半人前、馴染みになって一人前

ソープでは、初めて入るお客さんを「一見」と呼び、2回目に入ることを「裏を返す」と言い、3回目以降を「馴染み」と呼びます。
京都の老舗料亭などでは「一見さんお断り」なんていう所もあり、今でも極一部のソープで一見さんお断りの店があります。
普通のソープでも一見さんには最低限のサービス、裏を返してくれたら前よりも良いサービス、3回目以降で馴染みになって初めて客として認められ、色々な遊びに付き合ってくれるというケースは少なくありません。

これも遊郭時代からの風習で、今では1回目からでもちゃんとすることはしてくれる分だけマシと言えるでしょう。
ただ、疑似恋愛ではなくただ射精をしに行くだけであれば、これはあまり気にしなくてもいいでしょう。
お金を払えば最低限のことはやってくれるのは確かですから、それ以上を望まないならば全く関係がありません。
ソープ遊びを全て味わいたいというのであれば、ぜひ覚えておきましょう。

こうした慣習などは他にも様々なものがあり、意外と面白いものですし実用性も高い物です。
暗に女性からのメッセージが込められているので、そうしたことを読み取るというのもソープ遊びの醍醐味ではないでしょうか。
興味のある方はぜひ色々と調べてみて、自身のソープ遊びに役立ててみてください。