福原で急増する低年齢バツイチソープ嬢の生態と特徴を考察

社会の世相から強く影響を受ける風俗業界では、数年単位でその様相が激変することも少なくないようです。現在の日本社会の特徴を大きく表しているのが「格差」と「離婚問題」ではないでしょうか?
この2つの社会要素が「バツイチソープ嬢」を大量に生み出していると言われているのです。関西屈指の巨大ソープ街『福原』は、その色合いが最も濃く表れたエリアだと言えるでしょう。ここでは、低年齢のバツイチソープ嬢の生態と特徴を考察しています。

●日本の離婚率は30%超え

現在の日本人の離婚率は30%を超え、さらに増大傾向にあるそうです。”バツイチ”ですから、もちろんそこが大きな要因となっていることは確かです。
関西圏でソープランドを営業できるのは、兵庫と和歌山だけです。日本でも関東に次いで人口の多いエリアですから、必然的に離婚をした女性も多くなります。
離婚後に子供を抱えて生活費に困り、ソープ嬢へ転身する女性が増えるのも当然のことなのかもしれません。離婚をすれば慰謝料や養育費を請求できるのですが、実際にそれを受け取れている女性は一握りなのです。

●バツイチに理解のない職場と社会

昔は結婚して会社を卒業することを「寿退社」と言って祝ったものですが、最近では他人の幸せに花を向けてくれる人も少ないようです。無条件に祝うべき「妊娠出産」さえ、会社側ではうとましく感じるような暮らしにくい社会なのです。挙げ句には、マタニティハラスメントによって追い詰められる始末です・・・。
子育てに理解をしない職場環境が、子持ちのバツイチ女性をソープランドに追い立てています。また、保育所不足などの問題がここに加わり、さらに子供を育てながら働くことが困難になっているのが現状です。

●格差の拡大

日本経済は一時期の不況のトンネルから抜け出したように言われていますが、その実「格差」は広がりつつあります。学校の備品や給食費が支払えない親が増えていることも問題視されています。
戦後すぐは今よりも貧乏な家庭はありましたが、「周りも同じように貧乏」な状態でした。現在のように同じエリア、学校内で高収入の家庭と貧乏な家庭が混ざった状態は「相対的貧困」を強く感じるために精神的にもつらいのです。
とくに現在では資格や手に職がないと最低賃金に近い就職環境になってしまうのが普通です。若くして結婚した女性は、たいてい学歴も低めで資格などもないことが多く、良い就職ができない傾向にあります。

●福原に低年齢バツイチソープ嬢が多い理由はここにある

これらの「社会問題」のほぼすべてを、福原のようなソープ街が解決してくれます。

◎抜群の高収入
◎託児所付き、または斡旋
◎学歴資格のいらない職種
◎同じような状況・環境の同僚が多数いる
◎ソープ店側の理解とバックアップの存在

低年齢で子持ちのバツイチ女性が抱えがちな問題は、ソープランドに転職することでほぼクリアできてしまうのです。

●おわりに

女性フェミニストを始めとする社会の目から風俗業界は白い目で見られていますが、困窮した女性を最底辺で支えているのは、実はソープ業界なのです。人口の多い関西圏は、全国的に見ても経済の地盤沈下が激しく、バツイチ女性の収入が統計的に見ても低めです。「福原ソープ街」にバツイチ女性が多いのには、こういった背景があったのです。