ソープランドといえば「紳士の社交場」なんて呼ばれることもある大人の男の遊び場の代表格というもので、男性だけが楽しめる風俗店です。
さて、このソープランドですが、現存している全てのお店は男性向けのものとなっていて、女性向けのソープランドというのは、現在のところ日本全国に一つもありません。
ところが、調べてみると過去に女性向けソープランドというのが開店したもののわずか8ヶ月で閉店となっていて、それ以降は同様の店は登場していません。
今回は、この女性向けソープランドについて取り上げてみます。
◆ どんな店?
この女性向けソープランドの店名は『C.C.Club』。福岡の中洲で営業していて、2007年2月~10月にかけて営業を行っていました。
価格は90分で30,000円。普通のソープランドではパネルで選んで即プレイですが、まず男性3人を選んで軽く会話をしてみて、気に入った男性を選んでプレイを始めるという、いわゆる顔見せシステム。
プレイは、一般的なソープランドとほぼ同じでマットとか逆潜望鏡といった通常のプレイの立場が逆になったものだったようです。
客層は20代~50代で、地元の女性よりも県外から訪れて利用する女性が多かったと言われています。
男性向けが当たり前の業界に登場した女性向け風俗ということで、マスコミなどにも大きく取り上げられたことや店側もしっかりと宣伝を行ったことで大きな話題となり、ウェブサイトへのアクセスも多かったようです。
◆ 長続きしなかった理由は?
このお店が長続きしなかった理由ですが、次のようなものがあったようです。
1.男性の体力的な問題
2.恋愛絡みのトラブルが多過ぎた
3.クレーム案件が多い
4.肉体的な満足よりも精神的な満足を求める方が多かった
どれも風俗を運営していくうえでは致命的とも言える理由です。
そもそも、男性と女性では性機能に違いがあります。どんな性豪と言われる人でも1日に3回か4回も発射すればその日は打ち止めですから、人気の男性になればなるほど体力的な問題が発生してしまいます。
また、体の関係が絡まないホストクラブでさえ、惚れた腫れたのトラブルというのは多く、それが仕事とはいえ実際に体の関係がある場合、勘違いしやすい方も多かったようです。
クレームになる事も多かったようで、男性のムスコが勃たないとかテクニック的なこと、接客技術についてなどなど、男性向けソープランドよりもサービスに対するクレーム率が高かったとの話もあります。
こうしたことがあって、女性向けソープランドは商売にならないということで、8ヶ月での短期で撤退ということになったようです。
今でも女性向けの風俗というのはありますが、ソープランドという形では残っていません。
いかがでしたでしょうか。男女平等が叫ばれる昨今ですが、やはり物事には男女で適した役割というものがあるというものでしょう。
女性向けソープについて、ソープ遊びの時にでも話の種にされてみてはいかがでしょうか。