神戸にある福原といえば、ソープ街として有名です。
その知名度や規模は、日本一である東京の吉原には及びませんが、かつて遊郭があった時代には、東京の吉原、京都の島原と共に「三原」と並び称される程、有名な色町であり、戦後からは数多くのソープランドが立ち並ぶソープ街として、西日本でもトップクラスの規模と知名度を維持してきました。
現在の福原では、性風俗店でも特にソープランドが多いソープ街として知られていますが、実際にはソープランド以外の性風俗店も多数存在しています。
しかしながら、現在の日本ではソープランド自体が貴重なものになりつつあるため、やはり福原の主力はソープランドと言えるでしょう。
福原があるのは、兵庫県の中心地である神戸市の、JR西日本神戸駅から徒歩で10分程の場所です。
神戸高速鉄道の新開地駅から徒歩5分と立地に優れていて、訪れやすい場所にあります。
遊郭時代の福原は、現在のハーバーランドがある地区にあったのですが、大阪と神戸を結ぶ鉄道が敷設された際に、現在の位置に移転されて現在のような歓楽街へと成長を遂げました。
吉原は、一番近い三ノ輪から徒歩10分、入谷や南千住ともなれば20分前後歩くことから考えれば、この立地は非常に良いと言えます。
吉原などのソープランドですと、通常は近隣の駅から送迎車が出ていることが多く、高級ソープなどでは一種のステイタスとして送迎サービスを行っているところもあるのですが、福原ではソープ街自体の立地が良いために送迎を出している店というのは多くはありません。
高級店でも半数の店は送迎サービスがありませんし、送迎サービスが無いかわりなのか、車で来店した方には洗車サービスを行っている店が多く、この辺りは吉原とは違う福原独特のサービスです。
歓楽街における立地条件というのは重要で、福原のような好条件の立地であればそれだけ多くの客が訪れることになります。
福原が近隣県からも人を集めることが出来ているのには、近くに同規模のソープ街が存在していないということもありますが、ターミナル駅からも程近いというのも大きく影響しているのは間違い有りません。
交通の便が良いからこそ送迎などが要らないということですし、その分店内でのサービスへと注力することが出来るというものですから、そのサービスにもより期待が持てるというものです。
気軽に訪れ楽しむことが出来るというのも、福原ならではの特徴となっています。