ソープランドで遊ぶとき、使用を前提とされているのがスキンです。スキンは、いわゆるコンドームと呼ばれる避妊具で、男性器に被せることで避妊をする他、粘膜接触を防いで性病感染のリスクも減らすことの出来るという、ソープランドに限らず性風俗店で遊ぶうえでは欠かすことの出来ない道具と言えます。現在蔓延している性病というのは多種に渡り、スキンを着用することで防げるというのは一部にしか過ぎませんが、それでもその一部を防ぐことが出来るというのは非常に重要で、ノーガードよりも断然マシと言えます。
ソープランドでは高級店になるほどスキンを着けないでサービスを受けるいわゆる生サービスというのが基本となっていて、高級店は価格帯的にもある程度客層も良く、さらに相手をする男性の数も少ないので性病感染のリスクが低いということから、生でのサービスも可能という認識です。しかしこれは大きな間違いで、やはり高級店でも生でのサービスは性病感染のリスクは高いのです。
スキンを着用することによって防げる性病は、血液・精液・膣分泌液などに含まれる病原体が原因となっているもので、HIVやクラミジア、トリコモナス、淋病などがあります。これらの病気には高い効果を発揮しますが、それ以外の物ではその有効性は大きく低下します。ヘルペスや根治ローマ、カンジダ、梅毒などもスキンを着けてても別の感染路からがあるので、スキンだけでは有効とは言い切れません。
性病を予防するソープ遊びの理想の方法とは、まず準備の段階でケジラミの可能性がある陰毛を処理をする、唾液から梅毒やヘルペスの感染があるのでキスはしない、オーラルセックスの前にコンドームを装着してそのままサービスを受けるというものです。遊び方が限定されてしまいますから楽しみは減ってしまいますが、リスクを考えるのであればこうした遊び方に切り替えるというのも重要ではないでしょうか。
近年では、性病感染のリスクを避けるためにスキン着用をする高級ソープランドも増えてきています。しかし、それ以上に大衆店や格安店などで指名客を得るために生サービスを提供する女性も増えているため、ソープ遊びにおける性病のリスクというのは拡大の一途を辿っています。さらに、外国人観光客を受け入れる店の増加によって、海外で性病感染した外国人によって感染リスクは高くなっていることもあって、以前よりもより一層の注意が必要となっているのが現在のソープランドと言えるでしょう。
どんなお店でも必ずスキン着用を心掛け、女性から生でのサービスを提案されても断る自制心を持つことが、性病感染リスクを避けることに繋がるのです。