今後のソープランドは東京から地方へ

ここ数年、ソープランド業界は大きく揺れ動く転換期にあると言えます。マイナンバー制度の施行による混乱であったり、日本一のソープ街である吉原に対する東京オリンピックの影響、それによる地方の活性化なども想定することが出来ます。2020年がターニングポイントと言われ、近い未来にソープランドがどうなるのかというのは、風俗好きにはかなり気になるのではないでしょうか。

実際、ここ数年で吉原は大きく変わってきています。一昔前は完全にソープ街であり今よりももっと多くのソープランドが立ち並ぶ地域でした。しかし、最近の吉原は数こそは他の有名ソープ街に比べてダブルスコアほどの数の店があるものの、その数は最盛期には遠く及ばず、さらにソープ街のすぐ近くにはファミリー向けマンションも建つようになりました。日中には子連れのママさんも吉原周辺で見かけることが出来ますし、風俗街としての吉原はもう風前の灯火なのかもしれません。

だからこそ、今後は吉原がソープ街として機能しなくなり、地方が活性化すると予想されているのでしょう。吉原という場所は、ソープランドで働く女性にとっては第一線の戦場であり、ここで戦い抜けるということはソープランドで働くコンパニオンとしては及第点の証明のようなものです。日本の性風俗文化を語る上では絶対に外せない場所ですし、日本人でも外国人でもとりあえず吉原で遊んでみようという方も多く、ソープ街としての活気はやはり日本一ですし、吉原で通用したという実績は他の地域でも十分に通用します。

地方への交通手段も整備されつつあり、先頃の北陸新幹線の延長によって金沢の方の風俗にも活気が出たという話もありますし、今後は北海道にも新幹線は延びていくようですので、これからは北の大地が熱いと予想されるわけです。

そもそも北海道には薄野という有名ソープ街があり、ソープランドの土壌自体は既に形成されています。地方ということもあって相場は吉原よりも安くはあるものの、その質はなかなか高いと評判です。店舗数もそこそこ多く、ジャンルもバリエーション豊かで、北海道一の歓楽街となっていますから、競争相手の多い吉原を出て、少しでも多くの客を取れそうな北海道へと移る女性もいることでしょう。

現状、様々な問題をはらむソープランド業界、消滅も危ぶまれる状態ではあるものの、完全に消えるということはもう少し先のようです。とはいえ、歴史ある場所でのソープランドについてはその限りではありませんから、やはり楽しめるうちに楽しんでおくのが良いでしょう。