ソープランドにはランクというものがあって、格安店とか大衆店とか、高級店といった形で値段によってランク付けされています。地域の相場との兼ね合いもありますが、基本的に50,000円を超える店というのは、どこの地域でも高級店を名乗れますし、沖縄や北海道といった地方のソープであれば20,000円~30,000円台のお店も高級店としてやっている所もあります。こういった区分けはある程度自称の部分もありますから、厳密なルールというわけでもありませんが、客側の目安にもなっているという実態があります。
そんな高級ソープでは、偽高級ソープというのが出てきています。偽というと悪いイメージになりますが、基本コースが高級店の設定なのに割り引きイベントなどで中級店クラスの値段で遊べるという、一見高級店風の中級店と言うものです。男性客からすれば有り難いと思われるかもしれませんが、なかなかこれが大きな問題となっています。
何が問題なのかというと、サービスをする側とされる側の意識の違いです。サービスをする女性側は、割引によって中級店クラスの金額しか報酬がありません。しかし、男性側はあくまで高級店が割引で安くなっているだけで、サービスは高級店クラスだろうという齟齬を生んでしまうのです。高級ソープのサービスというのは、それ以下の店と違ってやることも多く、求められるレベルも高いです。しかし女性としては削られた金額でそこまでのサービスはしたくない。結果、男性側はしっかりとした満足感は得られずお金を無駄にして、女性側は中途半端な報酬でサービスをさせられたうえ、満足させられなかったことでネットで悪評を広められてしまうリスクもあるということになります。
高級ソープは高い品質が約束されているからこそ、男性客はそれを求めて多少無理をしてでも訪れたいと思うのです。人気の高級ソープはこうした小細工をしなくても確固たる人気を築いていますし、そういった店にはちゃんと良いコンパニオンが集まるというものです。ソープ業界は値段設定が高いために、客もよりサービスと金額のバランスにシビアな方も多いと言えます。
本当の高級店というのは割引はほぼ無しという店ばかりで、それは一種のブランドのようなもの。全国の有名高級店を見ても大幅に割り引きをしているような店はほとんどありません。金額的に高級店であったとしても、大きく割り引きを提示しているような高級ソープは避けるべきであり、もし行くのであっても期待しない方が良いでしょう。