ソープランド業界に起こるスマホによる盗撮問題

日本に携帯電話が登場してから約40年、当初は重さ3kgの肩掛けサイズであったそれも手のひらサイズとなり、現在ではスマホへと形を変えて生活必需品として利用されています。
スマホには通話以外にも様々な機能が搭載されており、その中の一つにカメラ機能があります。
当初はオマケ程度の性能だったのが急激な進化を遂げ、当時主流だったコンパクトデジタルカメラを駆逐し、写真だけではなく高画質の動画まで撮れるようになり、無くてはならない機能になっています。
しかし、それ故に大きな問題も発生し、ソープランド業界でも問題になっているのです。

高性能化したスマホによって起こる大問題

ソープランド業界に発生しているスマホカメラがもたらす大問題、それは「盗撮」です。
スマホ以前から盗撮という行為はありましたが、それにはビデオカメラのような大型の専用機材を持ち込まなければならず、比較的発見は容易でした。
そのため大きな問題にはならなかったのですが、スマホに高性能のカメラが搭載されたことによってその問題は深刻化しています。

スマホは、前述の通り生活必需品であり現在ではほぼ全ての方が所有しています。
持っていても違和感が無く、小型化しているため盗撮されていても発見が容易ではないこと、性能が上がって高画質になったことでより鮮明な動画を撮影されてしまうことなど、以前の盗撮とは比べ物にならないぐらい問題になりやすくなっているのです。

徹底した盗撮対策に注力するソープランド

このような状況の盗撮行為に対して、ソープランド側も手をこまねいているばかりではありません。
様々な対策が取られるようになっていて、少しでも盗撮被害を減らそうと努力をしています。
行われている対策については、次のようなものがあります。

・フロントでスタッフがスマホを預かる
・テーブルの上にスマホを置いて布をかける
・お店側が用意した袋に入れ、キャストが預かる
・プレイ中は部屋を暗くする

基本的に客の手元にスマホを置かない、置く場合はカメラを塞ぐ、渡したがらない場合は映らないように照明を消すといったことで対策をしています。
また、盗撮行為をした場合についての罰則についても厳しくなっていて、発覚時点でプレイは打ち切り、返金無し、一発出禁、罰金、警察への通報などのようなものが定められていたりします。

こうした厳罰を課しているのは抑止効果を狙ってのことですが、何よりもキャストを守るためです。
ソープランドで働くキャストの女性は、周囲に内緒で働いている方が多いですから、こうした盗撮動画によって身バレしてしまう可能性はゼロではありません。
そのため、徹底した対策を行っているのです。

スマホという身近な道具で手軽に行えてしまう盗撮という行為。
身に覚えが無くても疑われる可能性はありますので、ソープ遊びをする際には疑われないように注意してスマホを取り扱うようにしましょう。