誰にも言えないソープコンパニオンの胸の内

ソープランドは客商売・・辛い日も楽しい日もソープコンパニオンは笑顔を提供してくれます。

しかし彼女たちも”女の子”。
きっと誰にも言えない言葉を胸の内にひた隠しているに違いありません。
有名ソープ街勤務のソープコンパニオンに誰にも言えない本音の本音を明かしていただきました。

■「中出し」はチョー怖い

1980年代に「エイズ問題」が勃発し、不況に立たされたソープ業界がとった打開策が「スキン着用の徹底」でした。
これを一般客に広く告知することで業界の衰退を食い止めたたのです。

しかしあれから30年・・店舗間競争の激化から、高級店をはじめとして徐々に広まりつつある「生中出し」サービスですが、コンパニオンたちは正直なところ感染症に危機感を感じているようです。

「ソープに性病なし!」これはお客側としてはほぼ間違いないことですが、もし他の風俗店や出会い系サイトで感染したお客がフロントを通過してしまってサービスを受けてしまうと、コンパニオンと接触してしまいます。

でもここからがソープコンパニオンの凄いところで、匂いや形、色やら、プレイ後の様子などから自らに感染したかどうかをつぶさに感じ取り、出勤をキャンセルして治療に専念します。
しかしこんな人体実験のような行為を怖がらないわけもなく、できることならスキン着用でお仕事をしたいと本音では思っています。

ではなぜ「生中出し」を選択するのでしょうか?
それは「お金」がいいからだそうです。

コンパニオン嬢は非常に宣伝効果があり、地下情報が出回り、経営者側もそれを知っています。
スキン有り嬢と無し嬢ではバックの額がかなり違うそうです。

「背に腹は代えられない」・・これが本当のところのようです。

■「将来自分はどうなるの?」・・これが最大の悩み
「お金に困った」「ちょっと興味ある」「エッチ大好き」・・ソープ店に入店する理由はさまざまです。
高額な収入は彼女たちの金銭感覚を狂わせ、「日に何人もの男と交わる」という特殊な仕事からくるストレスの発散のために、ブランドものを買い漁ったりホスト通い、夜遊びにふける毎日・・

しかし彼女たちもバカではありません、きちんと将来のことを考えてはいるのです。
でも「生活水準下げられない」「普通の仕事なんかできない」「タトゥー入れちゃった」「もう地元の人間にばれちゃった」「気がついたらおばさんになってた」など、彼女たちの卒業後の人生の再スタートには障害が立ちはだかるのです。

■人間関係が・・
女の子が一同に会す職場ですので、いじめや派閥争いも少なくないようです。
個室待機を好むコンパニオンが多いのもそういったトラブルを回避したい理由からでしょう。

しかし仕事を続けていく上でもっとも大切な人間関係は「フロント陣」とどう渡り合っていくか?だそうです。
可愛い子、若い子、は間違いなく大切にされますが、店長やオーナーのおメガネに叶わないとフリー客にもあまりつけてもらえないこともあるようです。
中にはしょちゅうフロント陣に差し入れしたり、少しお色気を使ってみたりと「気の休まる場所がない」と苦労を暴露してくれました。

■「別エッチ」という感覚
ソープコンパニオンは仕事中に大量のエッチの場数を踏みます。
それが仕事なのですから当たり前なのですが、そうしているうちに性感帯の感受性をコントロールできるようにもなるそうです。

「タイプ」「イケメン」などのお客がくると趣味と実益を兼ねて本気で感じることもあり、逆の場合には「無の境地」に達してなにも感じなくなる・・という能力を身につけるようです。
たいていは「お客と彼氏」でそれを使い分けるようです。
毎回トリップしていると「おかしくなる」というソープ伝説も存在します。

涙無くしては語れないソープコンパニオンの胸の内を聞いていると、1回1回のサービスに感謝をしなければ・・と深く思うのでした。