一時期、ソープランド業界では「AV女優」というのがブームになっていました。
「あの有名AV女優と遊べる!」とか「元AV女優が!」みたいな触れ込みで、ホームページでもPRポイントとして全面に推されていたものです。
しかし、最近ではそうした売り文句はほとんど見かけることは無くなりました。
これだけだと「ソープランドからAV女優が消えた?」と思うかもしれませんが、そうではないのです。
ソープのホームページからAV女優が消えた理由
こうした事態になったのは、2016年に起きたあるお店の摘発が発端となっています。
その摘発されたお店というのが、東京吉原で営業していた高級ソープの『ラテンクォーター』。
120分6万5千円という高額のお店ながら、AV女優・元AV女優と遊べることが売りとなっていて、吉原でも有数の大人気店でした。
これは、お店の経営者がAVプロダクションを運営していて、AVを引退した女性を自身のお店に勧誘していたからこそ出来た人材確保で、それがお店の人気にも繋がっていたわけです。
7年以上営業が続いていた比較的長い中堅所のお店だったのですが、ちょうど当時はAV女優の強制出演問題が取り沙汰されたこと、都知事が替わって実績作りの一つとして利用された可能性がある等々、様々な要因があっての摘発と言われています。
他のお店からもAV女優の表記が消えた理由は?
この摘発以後、一気に他の日本中のソープランドからもAV女優・元AV女優という触れ込みは消えていきました。
完全に消えたわけではないですが、堂々と表記するようなことはなくなっていて、どうしてこのような対処になっていったのかというと、やはり連座しての摘発を恐れてというのが本音でしょう。
ソープ業界は、昭和時代の風営法改正から数十年、常に厳しい状況に立たされています。
現在では新規出店はおろか、お店の改築・修繕ですらままならないというレベルで追い込まれていますし、いつ色々な難癖をつけられて営業出来なくなるかわかりません。
そんな中で変に意固地になって摘発されるわけにもいきませんから、業界の自主規制的な感じで表記を取り下げているのです。
AV女優と遊べなくなったわけではない
ホームページからAV女優・元AV女優の表記が消えたからといって、それらの方がいなくなったわけではありません。
今でも普通に働いている方もいますし、大っぴらにならなくなっただけでPRポイントの一つであることは変わらないので、ひっそりとその事を喧伝している方もいます。
何にせよ見つけるのが大変になっただけで、ネット上にはこうした情報は常に出ていますから、より幅広く情報を集めないと見つけることが難しくなったと言えるでしょう。
男性の夢であるAV女優とのプレイは、決して不可能になったわけではありません。
ぜひ色々なサイト、掲示板等を駆使して色々と情報を集め、夢の実現を叶えましょう。