災害時の復興支援も行っているソープランド

災害大国として知られる日本では、日本全国毎年何らかの災害に襲われています。
気候変動の影響なのかどうかは不明ですが、異常気象が続く現代ではいついかなる災害に襲われるかもわかりません。
災害発生の後には復興が行われますが、テレビなどでは放送しない支援としてソープランドがそこに関わっていることが多いのはご存じでしょうか。

過去に何度も行われていたソープランドの災害復興協力

日本では過去何度も災害に襲われていますが、その復興の際にはほぼ必ずソープランドは施設を無償提供を行っています。

例えば、1995年1月17日に発生した阪神大震災。
この時は、比較的被害の少なかった福原ソープ街の店舗が、被災者に対して入浴出来るように施設を開放していたりします。

次に、2011年3月11日に発生した東日本大震災。
宮城県を中心に大きな爪痕を残し、今なお復興作業が続いているこの震災の際には、小名浜のソープランドが施設を提供したり、仙台のは2019年現在も募金を積極的に行っています。

その次は、2016年4月14日に発生した熊本地震。
震度7、6強といった大きな地震が連続して起きたことで広範囲に大きな被害をもたらしましたが、その際も熊本のソープランドが入浴施設を開放して被災者に貢献しています。

さらに、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震。
札幌を含め北海道の各地に被害をもたらしたこの地震の際も、ススキノのソープランドが銭湯として施設を解放しています。

そして、2019年9月~10月にかけて発生した大型台風15合・19合による千葉県の台風被害。
千葉県南部を中心に各地に大きな被害をもたらしたこの台風被害の時は、栄町のソープランドが同様に施設を開放して被災者が入浴出来るように支援を行っています。

ソープランドも社会構成には重要な施設である

前述の通り、ソープランドはいざという時には近隣住民への貢献も行いますし、普段でも女性の最後の受け皿として、人の温もりを求める男性への重要なストレス解消の手段としてなど、様々な効果があります。
それでも、ソープランドのイメージとしては、世間一般からは決して良い物ではありません。
風俗という業界であること、反社会組織の資金源となっていた事実があること、その他色々なことが原因ですが、しかし必ずしもそうしたイメージが全てではないのです。

こうした活動は、風俗店ということでテレビで報道されたりすることは少なく、一般にはほとんど周知されていないのが事実です。
昨今はソープランドと近隣住民の確執というのも耳にしますし、少しでもお互いが良好な関係を築いていけるようにと願うばかりです。