若者のソープ離れが叫ばれるようになって数年、確かに若い男性がソープランドを利用することは少なくなっているようで、その理由として現実味のあるものからそうでないものまで、色々な理由が飛び交っています。それらにはどんなものがあるのでしょうか。
その1:ソープ遊びが出来る経済的余裕が無い
若者がソープ遊びを避ける一番の理由でしょう。ソープ遊びは決して安い金額ではありませんし、格安店でも最低15,000円前後で、最安値でも10,000円を下回ることはまずありません。別の業種はもう少し相場が安いですから、そちらに流れてしまっています。
その2:性病が怖い
最近は、性病感染についてのニュースも多くなってきました。2011年頃から梅毒の感染者数が増加傾向になり、2016年には爆発的に増加したことは記憶に新しいところです。それ以外にも、抗生物質の効かない淋病だとかも登場していますし、性病感染リスクを避けるためにソープランドを利用しないという方も少なくありません。
その3:ソープ嬢のテクニック低下
近年の低価格ソープの台頭によって、ソープ嬢のテクニックが低下していると言われています。代表的なのはマットプレイで、格安ソープなどではマットプレイが行われないので、マットの技術が無いソープ嬢が増えています。さらに、以前のようなプロとしての接客ではなく素人接客とか恋愛接客というものが増えたことで、店側の講習などもなくなって本当の素人と変わらないレベルのソープ嬢も出てきているということです。
その4:他の業種の台頭
デリヘルが登場する1999年まで、風俗といえばソープランドか箱ヘル、ピンサロぐらいが主流でした。店舗数もソープランドが一番多かったのですが、現在ではデリヘルの数がソープランドの10倍以上となっています。ジャンルも多岐に渡り、遊びの幅も広いということが人気の要因となっているようです。
その5:草食系男子の増加
ソープ離れ以前の問題と言われているのが、女性との関係に強い興味を持たない草食系男子の増加です。こういう男性は、ソープランドよりも洋服やゲームなどの自分の趣味にお金を使うので、ソープランドを利用しないのです。
今回挙げた要因は、あくまで氷山の一角。詳しく探ればもっと色々とその理由はありそうです。メリット・デメリットを天秤にかける若い男性が増えたということでもあるでしょうが、今後のソープランド業界の先行きがどうなるのかは、業界側がどうやって若い男性にアピールしていくかが重要になるのかもしれません。