日本にはソープランドを始めとする風俗店に取材をしてリポートを配信する「風俗ライター」が数多くいます。
風俗ライターは一般男性よりも、深く濃く風俗の表から裏までを知り尽くした、ある意味その道のプロだともいえます。
なので、より多く風俗ライターが集まり取材をする地域は、一般客にとっても魅力の多い歓楽街だとも言い換えられます。
そんな風俗ライターがこぞって取材をしたがるのが、兵庫県の「福原ソープ街」なのです。
風俗ライターが集まる理由は、きっと一般の男性客たちにとっても興味があるはずです。
1.もともとメディア慣れしている
昔から関西には、風俗を専門とする出版社がいくつかあり、福原はその取材対象として取り上げられてきました。
ソープランドを始めとする風俗業界は、本来あまり内情を公開しないことが慣習になっており、どこか秘密のベールに包まれていることが一般的でした。
しかし、90年代頃から風俗専門の出版社が出現し、その流れに福原ソープ街はいち早く”乗っかった”のです。
なので、他のエリアのソープ街とは違い、風俗ライターを受け入れやすい土壌が出来上がっていたのです。
店側もソープ嬢も、風俗ライターの取材を受けることで知名度を上げ、集客アップにつなげるというメリットを受けているわけです。
2.他地域出身のソープ嬢が多い
女性がソープランドをはじめとする風俗店で勤める場合、顔を指すのを防ぐために地元で働くことはあまりありません。
また、地元の風俗店で働いているのであれば、プライベートが明かされることを嫌い、取材など受けないのです。
しかし、福原はソープ街の規模が大きいことや、周辺に三宮をはじめとする関西屈指の人気住宅エリアが近くにあることから、全国からソープ嬢が集まります。
なので意外にも福原には地方出身者が多く、少々自分の顔をメディアに上げてもプライベートで困ることはありません。
こういった理由で福原のソープ嬢は取材をOKしやすく、それを知っている風俗ライターたちは福原に集結するのです。
3.魅力あるコンテンツが多い
風俗業界にしろ、他の業界にしろ「ライター・記者」という職業は新しいものを追いかけなければならないという宿命を背負っています。
いくら上質のサービスを提供する高級ソープであっても、真新しさがなくては記事の対象とはなりにくいのです。
福原ソープ街は、全国でも知られるほどのソープランドの密集地帯ということもあり、集客胸像が熾烈です。
そういった場所で生き残るために、次々と新しい新サービスが生まれているのです。
これほど風俗ライターにとって最適な歓楽街はありません。
ライター目線から見る”魅力あるコンテンツ”が満載なところが、福原がライターを呼ぶ理由でもあるのです。
●まとめ
ソープランドと風俗メディアは一蓮托生であり、それは芸能人とテレビ・メディアの関係にも酷似しています。
過去にはグレーな印象が強かったソープランドも、今や風俗ライターの活躍によって知名度がグッとあがり市民権を獲得しはじめているともいえるのです。