今、イメクラ系ソープが熱い

かつてはトルコ風呂という名称で、現在の形のソープランドが台頭してきたのは戦後の頃からで、現在のソープランドは業界自体は規制や利用者離れの影響もあってその勢いは右肩下がりとなってしまっています。そうした中で、少しでも利用者を増やそうと各店の営業努力が行われていて、それによってソープランドも昔のような一辺倒なものではなく、独自色が出て多様性に溢れるようになりました。

現在でも一番数が多いのは、ノーマルなタイプのソープランドです。マットや洗い、潜望鏡などの浴槽でのプレイからベッドでサービスを受けるというもので、昔から続く王道とも言えるソープランドです。店によっては高級感を演出するといった工夫はしていますが、行われるサービス面では一番有り触れたものと言えます。

そして、それらをベースに発展したのが、イメクラ形式のソープランド。コスチュームや店作りなどによって独自の雰囲気を作り出し、それに合わせたプレイを行う店です。例えば、和風ソープなどはイメージしやすいかもしれません。江戸時代の遊郭がモチーフになっていて、丈を短くした改造浴衣をコスチュームにしたり、店も和風ということで畳敷きの部屋などでプレイが行われます。また、オフィスラブをテーマにしたスーツをコスチュームにした店、学校をテーマにしてセーラー服などをコスチュームにしている店などもあります。こうした店の場合、コスチュームを活かすためにテーマに合わせた小道具などが用意されていることも多く、より客の好みに合わせて楽しめるという特徴があります。

特殊な所だと、SM的な趣向を取り入れた店とか、痴漢をテーマにした店、夜這いをテーマにした店などなどかなり多種多様になっていて、普通のソープでは満足出来ない客層にも対応出来るようになっています。この類の店は、大体どの地域のソープ街にも必ず2つ3つは存在していますから、遊ぶ場所に困るということはないでしょう。

気になる価格設定についてもほとんど差は無くほぼ誤差範囲内で、店同士も上手に棲み分けが出来ているようです。特に昨今ではリニューアルオープンなどでこうした新ジャンルに手を出す店も多いので、今後も独特の新しいテーマでの展開が予想されます。普段は普通のサービスをしてくれるソープランドで遊び、飽きてきたら気分を変えてこうした雰囲気を重視した店で遊んでみるという具合で使い分けていくと、飽きないソープ遊びが続けられることでしょう。