ソープランドはソープ嬢がお客に接客してもてなす商売です。しかし、彼女たちも人間ですし完璧ではありません。
お客の態度によって実力以上の能力を発揮できたり、歯車が合わずに本来の能力を出せないこともあります。
ソープランドに通うお客は意識レベルが高い人が多く、ソープ嬢に求めるものも厳しい傾向にあります。
しかし、コミュニケーションが必要なサービスというものは、お客ともてなす側の息が合うことで高い満足が得られるのです・・・。
●目の肥えた客は損をする?
飲食店でも旅行先のホテルでも、「目の肥え過ぎた客は損をする」のです。
グルメや旅行好きなど、いわゆる「通」と言われる人たちは、店のサービスの質を”評価すること”で精一杯になってしまい、本来の「楽しむ」という目的を忘れてしまっています。
批評することが仕事の出版関係の職業の人ならばそれでかまいませんが、一般人で普通のお客として店を批評しても一文の得にならないばかりか、厳しい目を向けすぎて従業員が萎縮し、良い接客をできない状態にしてしまっているのです。
結果、目の肥え過ぎたお客は損をすることになります。
――濃密な接客業態であるソープランドならばさらにその傾向が強くなります。
ソープランドの遊びの達人たちは、それ以外の人よりも濃密なサービスを受けているといいます。
彼らは「お客としてのコミュテク」が高いのです。
ソープ嬢の批評に意識を取られるよりもソープ嬢を気持ちよく働かせ、どんな子についても満足したいのならば、「お客としてのコミュテク」を習得しておく必要があります。
●「笑顔」はコミュニケーションの基本
ではどうすればソープ嬢の緊張をほぐし、存分にテクニックを発揮できるようになるのでしょうか?
これは一般的なコミュニケーションと同じです。
難しい理屈は必要なく、人の「笑った顔」はさまざまなコミュニケーションの問題を解決します。
まずはこちらが友好的であることがアピールでき、楽しもうとしているという考えを伝えることができます。
これはビジネスの世界でも常識で、ファーストコンタクトで笑顔を出せるかどうかで、その後の商談にも影響が及んでしまうのです。
●コミュニケーションは「一言」が大事
”コミュテク”といってもそれほど難しいものではありません。
たった「一言」口に出すかどうかで空気は一変します。
ソープ嬢はサービスの流れの中で、その都度案内の言葉を発します。
「初めてですか?」「今日は天気悪いですね」「お湯熱くないですか?」といった、それほど重要な内容でない問いかけには返事をしない男性客も多いようです。
しかし、日常でこんなことをしてしまうと、良い人間関係を構築できないばかりか「偏屈オヤジ」のレッテルを貼られてしまうでしょう。
いくらこちらが料金を支払っているとはいえ、これは人間的なモラルに反します。
たった一言「そうだね」「ありがとう」「大丈夫だよ」と返答するだけなら、口下手な人でもできるはずです。
●相手を見下げない・へりくだらない
最近よく話題になっている”クレーマー”の人に多いのですが「相手を見下げる」という感覚を持っていると、それが相手にも伝わり良好な関係を築くことができません。
なぜ人間を格付けしてしまうのか?そういった本質的な部分はさておき、相手を見下げる心理は思っている以上にソープ嬢には伝わります。
実はソープ嬢の中には一般の社会で暮らす人に対して引け目やコンプレックスを抱いている子がたくさんいます。
なので普通の人よりも相手が自分のことをどう思っているのか、敏感に察知するのです。
どんな人でも下に見られてしまうといい気はしません。
相手を見下げている男性客に、規定以上のサービスを提供しようというやる気が失われるものも当然のことです。
またこれとは反対に、必要以上に「へりくだる」ことも逆効果になることがあるので注意が必要です。
見下げず、へりくだらず、その中間を目指すようにしましょう。
●おわりに
「接客の良いソープ嬢を探す」というソープ愛好家は多くいます。
ネット上でも店やソープ嬢の批評なども数え切れないほど見つけることができ、それもある程度参考にすることはできます。
しかし、ソープ嬢も人間ですから、男性客の態度や言動によってそのサービスも変化することを忘れてはいけません。
ソープ嬢の持つポテンシャルを活かすのも殺すのも、男性客自身だといことを心得ておくといいですね。