ソープランドのややこしいシステム徹底予習!

ソープランドはトルコ風呂時代までさかのぼると、40年以上の歴史のある風俗業態です。
これだけ長く継続されている業界ですから、独自性が強く、はじめて経験する男性から見るとちょっと”ややこしいシステム”ともとられるものがいくつかあります。
また、まだソープランドが未経験な男性ならば、そのややこしそうなシステムがハードルに感じられて来店をためらうこともあるようです。
今回は、そんなソープランドのややこしいシステムを徹底予習してみましょう。

●2段階料金
なんといってもソープランド独特の料金システムとして、お客を混乱させるのが「2段階料金システム」です。
店に対する「入浴料」と、ソープ嬢に対する「サービス料」とを別に支払うのです。
最近ではフロントにてまとめて支払うことも増えていますが、問題は広告表示です。
ネットのホームページなどを見たときに「入浴料」のみが表示されていて、勘違いを起こしてしまうことがあるからです。
必ず「総額」を確かめるようにしましょう。
このややこしさは店舗側も十分にわかっているのですが、ソープランドの大前提として「店舗はコンパニオンに場所を貸し、あとは個室で”恋愛行為”をしている」という営業形態を守っているからです。

●予約と飛び込みではどう違うのか
昔、ソープランドの広告媒体は新聞の3行広告や風俗情報誌に限られていたので、その店に初めて来店する場合には飛び込みで行くのが普通でした。
しかし、最近ではインターネットのホームページなどでコンパニオンの顔写真が無料で閲覧できるようになっているので、初来店でも予約が可能になったのです。
昔は飛び込み客は新規顧客の獲得の意味があり、店も力を入れてよいコンパニオンをあてがってくれようとしましたが、最近ではスムーズな営業ができるために予約を推奨しているようです。
店舗にもコンパニオン写真はあり、ネット写真ではぼかしが入っていても店でははっきりと顔が確認できるというメリットはあります。
しかし、最近では繁盛しているソープ店も多いので、飛び込みで行ってしまうと、とんでもない待ち時間を言い渡されることも少なくないという現状を覚えておきましょう。

●本指名と写真指名の料金が同じでどっちにすれば良いのか?
「本指名」と「写真指名」、これらの料金が同じ場合があります。
お客は金額が同じなので、どちらでもかまわないと思われがちですが、実際には違います。
「本指名はコンパニオンの客」、「写真指名は店の客」なので、基本料金に2000円プラスして本指名や写真指名をした場合、その2000円の行方が違うのです。
本指名の場合ならばソープ嬢に、写真指名の場合ならば店の売上となります。
また、お客の立場からは同じ・・・でもありません。
コンパニオンは自分に対して本指名料金を支払ってくれた、自分の顧客と、店に写真料金を支払ったお客では印象が随分と違うものです。
コンパニオンと信頼関係を深めたいのであれば、きちんと「本指名」で予約するのがエチケットです。

●「店内浮気」はOKなのか?
1人のコンパニオンを本指名してきて、同じ店で違った子で遊んでみたい・・・といういわゆる「店内浮気」ですが、これはOKなのでしょうか?
客とコンパニオンという割り切った関係ではありますが、長らく本指名をしてくると、それなりに人間関係も構築されていきますから、杓子定規ではいきません。
この「顧客の取り合い」は古くからソープ嬢同士の揉め事の原因でもありましたから、店側は”バレないように”案内してくれるのがふつうです。
経営者からすれば、より多く来店してくれればそれでいいわけで、反対に店内浮気を気にして他のソープ店に逃げられるよりは、秘密を厳守することで自分の店にお金を落としてくれる方が得なのです。

●「メルマガ会員」に危険性はないのか?
ソープ店が配信している自社のホームページには、頻繁に「メルマガ会員募集中」とあります。
予約の優先や会員のみの割引など、メリットは豊富です。
しかし、インターネットに慣れていない男性ならば、「不正請求」などのネット犯罪と同じように捉え、警戒することも多いようです。
たしかにアダルトコンテンツを配信するサイトには、危険なリンクがたくさん貼られていて、ネット犯罪の温床にもなっています。
しかしソープランドは、その営業内容やホームページの雰囲気から、それらと混同されているだけなのです。
実際にソープ店のホームページは、隙間なく広告バナーが貼られていることはありませんし、あったとしても提携する他店の小さな広告くらいです。
基本的にソープランドは「広告から収入を得る」という発想はなく、あくまで店舗にきてもらうための宣伝としてホームページを開設しています。
「メルマガ会員」も安定した顧客確保の意味しかありませんから、安心して利用して大丈夫なのです。