福原ソープランド業界裏事情 VOL.1

【風俗の本質とソープランド】
ソープランドに限らず、風俗業界というのは一般の人から見ると摩訶不思議な印象を持たれます。
他の商売よりも裏側を見せない体質があり、内側がほとんど知られていないことで逆に魅力が増しているのかも知れません。

女性が身体を使ってお金を稼ぐ行為は石器時代からあると言われていて、人類最初の商売なんだそうで、なんとチンパンジーでも似たようなことをするそうです。

ですから世界中にこういった商売は存在し、特別強い宗教のある国家以外は政府も寛容です。
そして日本の風俗に関して言えば、組織化されて伝統もあり、特異な習慣やモラル、タブー、ノウハウがあり、お客は「危ない橋」をわたらずとも安全に女性と楽しめるシステムが確立されています。

お客がソープランドに対して不安を抱くものの一つに黒社会との繋がりがあるんではないでしょうか?

しかしその心配はまったくありません。
そんな風に見える男性スタッフがいたとしても、ファッションセンスの問題とこちらの思い込みからそう見えるだけです。
仮にもしそんな人が店で働いていたら、大変なことになります。
ソープランドは届け出制であり、経営者、スタッフ、コンパニオンに至るまですべての従業員の素性を警察に届け出なくてはいけないからです。

単に「風俗」というだけで、ソープランドも普通の企業や商店と変わらず、税金もきちんと収め、タイムカードもあります。

【女の子はどこからくる?】
ソープランドのコンパニオンは紹介、求人広告、スカウトなどで店にやってきます。
ヘルスやピンサロ、デリヘルなどは男性スタッフが血眼になって街で声をかけたりなどさまざまな手段でコンパニオンを獲得しようとしますが、ソープランドにおいては求人広告がほとんどです。
現在ではアダルト系のサイトなどにも多く広告が出ていますし、グーグルで「ソープランド」と検索すればインデックスページに既に『ソープランド求人』の文字がいくつも見られます。

”ソープランドは風俗の王様”とよく言いますが、これは女性側からみても同様であり、風俗の中でソープランドが最も知名度が高く、借金などでどうしようもなくなった時にまず頭に浮かぶのが「ソープ」だそうです。
逆にそれ以外のソフトサービスをするピンサロ、ヘルス、デリヘルなどは、認知度が低いために、風俗店側からのアプローチがないと存在すら知り得ない場合がほとんどです。

ここにソープランド嬢のサービスの良さの原因の一つがあります。
半ば誤魔化されたり、言いくるめられたりして入店する他業態の風俗と違ってソープランドのコンパニオンは「自らの意思と動機」で面接に訪れるわけですから、違いが出るのは当然です。

「コンパニオンの指導」に関してもその影響は出てきます。
ソープ以外の風俗はスタッフやスカウトマンが女性を説得して入店させるためにタレントを持ち上げるような接し方をしますが、ソープランドのスタッフは「強気」です。決して甘い態度はとってくれないので、女の子からすると辛い話ですが、その分安定した破格のギャランティを手にすることができるのです。

福原などはソープの激戦地区であり「サービスの悪いコンパニオンがいる」という噂が広まってしまうと集客に影響がでますので、店側は神経質にコンパニオンを管理するのです。
よくお客が退店する時に行われるアンケートやサービスの感想を聞くようなスタッフの行為は、見えない個室でのサービスをちゃんとしていたかどうか……の調査です。
これがあまりに悪いと最悪は除籍処分となるためにコンパニオンは手を抜けない状態です。

こういった事情からソープランドのコンパニオンの「最低基準」は自然と向上しているのです。