男性にはわかりづらいマットプレイの難しさ

ソープランドの定番サービスといえば、エアーマットを使って行われるマットプレイ。
高級店などの基本的なサービス時間が長い店ではほぼ必ず、格安店や大衆店といった低価格で時間が短い店では省略されるか、コースによる選択制で行われることが多いこのサービスですが、ソープランドの醍醐味とも言えるサービスのため、これを目当てにソープへ行くという方も多いのではないでしょうか。

まず、マットがどんなプレイなのかというと、シャワーをかけて温めたエアーマットの上にお湯で伸ばしたローションを垂らして、その上に男性客が寝ます。
その男性客に自身の体にローションを塗った女性が、自身の体を密着させて動かすことで快感を与えるというものです。
ローションが普及する以前は石鹸やボディーソープの泡で滑りを良くして行っていて、泡踊りという名称がありましたが、現在ではローションを使うのが一般的で、これは女性の肌への負担や滑りの関係と言われています。

単純に密着させて体を触れ合うだけのプレイではあるものの、如実に技術の差が現れるサービスでもあり、このサービスを高いレベルで行える女性というのは年々減少しつつあると言われています。
というのも、このサービスは簡単そうに見えて実はかなり大変で、技術は当然のこと体力的にも負担が大きいのです。
例えば、男性に密着して胸を当てるだけであっても、胸全体を当てるのか乳首だけを当てるのかによっても感触などは違いますし、仮に乳首だけを当てるのであればやや体を浮かした状態でキープする必要があります。
マットの上はローションでぬるぬるで踏ん張りが利きませんから、姿勢を保つのも難しくその分だけ通常のサービスよりも疲労が溜まるというわけです。
このサービスで、無理な姿勢を続けた結果腰痛などになってしまう女性も多く、行う側にとっては複雑なプレイと言えるかもしれません。

それに、体力的にキツイサービスのうえ、現在のソープランドの主流は短時間・低価格の店で、まともにマットの経験を積む機会がなくなっていて、中級店や高級店に移って苦労する女性も多いそうです。
研修をしっかりしている高級店などではその技術を伝えることが出来ても、体力的に継続出来なかったりと、マットプレイの問題はなかなか難しい問題となっているようです。

マットはソープ嬢の試金石とも言われることもあり、マットが上手な女性というのはその他のサービスも上手な傾向があります。
大変なサービスだからこそ、それでお客さんを満足させようと努力する姿勢というのは他の部分にも現れるもの。
女性を選ぶ基準の一つとして、マット技術の有無というのも大事なのかもしれません。