昨今、ソープランド業界で問題視されているのが、「新人が減っている」という問題です。
この新人というのは、お店に入ってくる新人ではなく業界に入ってくる新人のこと。
今、様々な理由でソープ嬢になる若い女性が減少しているのです。
◆ 原因その1 少子高齢化
まず、減っている最大の要因が、少子高齢化による問題です。
若い女性自体が少なくなっていて、しかも新卒の求人倍率なども低くなく、ソープランドで働こうと考える若い女性はほとんど居ないのです。
少し前は大学生が働くことも珍しくありませんでしたが、次に紹介する要因もあり、そちらも減少しています。
逆に、決して若いとは言い難い30代あたりの未経験女性で風俗に入ってくる女性はいます。
しかし、それでも決して大多数のお店に行き渡る数とはいきません。
◆ 原因その2 他業種の台頭
次の要因が、ソープランド以外の業種が増えたことです。
昔と違い、今の風俗業界はソープランド一強というわけではありません。
例えば、デリヘルなどはもう完全にソープランドより勢いがあると言える業種で、風俗求人でもデリヘル求人が大半を占める状況です。
風俗で働きたい女性がいても、デリヘル求人に取られてしまって、ソープランドで働くことが少ないというわけです。
デリヘル以外にもピンサロ、オナクラ、性感エステなどなど、色々な業種が求人をかけています。
その結果、ソープランドの求人も目に留まりづらくなってしまうのです。
◆ 原因その3 ソープランドの状況
次に、ソープランドという業種自体の立場も関係しています。
まず、店舗数が少ないということ。
日本全国でも1,200軒前後しかなく、デリヘルがコンビニ以上にあるということを考えれば、その差はわかりやすいでしょう。
また、営業出来る場所が限定されるというのも大きいでしょう。
店舗型ということもありますが、法的にソープ街などでしか営業が出来ないため、働く場所が制限されてしまいます。
◆ 原因その4 ハードサービス
そして、最後の要因がそのサービス。
ソープランドは、風俗の王様とも呼ばれる濃厚サービスが売りとなっている業種で、そのサービスは他の業種よりも大変ハードです。
デリヘルなどよりも様々なプレイをしなくてはいけないため、それを嫌ってしまう方が多いのです。
特に若い女性はそうした傾向が強く、風俗で働こうと考えてもソープランドを選ばないことも増えているのです。
デメリットばかりでなく他の業種に比べて給料が良いとか、サポート関連が良いというようなメリットもあります。
やってみればやり甲斐も出てくるソープランドのお仕事、風俗で働こうと考えている女性はぜひ選択肢の一つとして考えていただきたいものです。