福原ソープ街を散策てみました

ソープランド密集地帯として有名な福原・・。
ソープ店に遊びに行く時はそそくさとひと目を阻み、予約時間ギリギリに店に入りますので、福原の街並みをゆっくりと散策する人も少ないと思います。
しかしここは他の一般エリアとは違う、一種独特な雰囲気が漂う異空間なのです。

■意外に人通りが少ない
ソープ街でも繁華街と渾然一体となった北海道のススキノなどとは違い、福原を歩いてみると人通りが意外に少なく閑散とした雰囲気が漂っていることに気づきます。
オーナーが入れ替わったりした新店舗はかなりありますが、新たに店舗を出店することができない地域であるためか、各店の外装は少しくたびれた店舗も目立ちます。
これでも人気店などに一歩足を踏み入れると、その外観とは裏腹にきらびやかで、待合室はタバコの煙でモウモウとし、時間待ちのお客がすし詰めになっている状態ですので、表からと中とではまったく違う世界なのです。

街で見かける人の多くはソープ関係者で、スーツ姿でいかつい感じの人が多いです。
飲み屋などはあまりなく、一般住宅とソープランドが入り混じったような街並みです。
キャバクラやセクキャバ、クラブなどで遊ぶ人はここから少し離れた「三宮」あたりに行くのが通例です。

■柳筋・桜筋・楠筋の様子
福原のメインストリートは「柳筋」と「桜筋」が有名ですが、全体的には桜筋の一本東側の筋と、柳筋の西側の「楠筋」に挟まれたエリアがソープ街です。
昔の名残りで大きなアーケードが柳筋と桜筋にあるために有名になっているのでしょう。

【楠筋】
西側の楠筋を歩くと、たこ焼きやお好み焼き、立ち飲みやそば屋などの個人店と大型のマンションが多く見らられます。
このマンションはソープ嬢が住んでいるのかどうか・・定かではありませんが家賃も高そうです。

楠筋通りにはソープ店はありませんが、路地を右側に覗くと、びっちりと飲食店やソープ店が見られます。

【桜筋】
桜筋は福原でも最も歴史が古く、老舗ソープが多く営業しています。
「ようこそ福原へ」
の看板はソープ組合が立てたのでしょうか?福原は決して”観光地”ではありませんので、それ以外には考えられません。

飲食店も多いですが、比率的にソープ店が多い感じです。
コインパーキンや立体駐車場の数が多く、車で来る時にはかなり便利ですね。
インターネット上でも人気のある有名店が多く、高級店もいくつか見られます。

【柳筋】
通り沿いにソープ店があるのはここまでです。
格安店や人気店のカンバンが多く見られますが、一方通行で狭い桜筋と比べると2車線で道幅が狭く、一般の町工場や会社もあるために、風俗街としての雰囲気はあまりありません。
薬局が多いのはどこの風俗街も同じで、店舗は店の備品の購入、お客は精力剤など買うためにそれなりに需要があるようです。

総体的に言えば福原は決して「繁華街」ではなく住宅街、しかも下町の雰囲気です。
全国でもその名を知られたソープ密集地域ですが、街を歩く限りは治安も非常によく、特に昼間などは活気は感じられません。
お客として訪れるのには、人通りがあまり多いところよりも入り安く良い環境です。

福原ソープ街の北に鎮座する「金比羅神社」がまたほのぼのとした平和な空気感を醸し出していました。