月別: 2020年6月に関する福原ソープコラム一覧

減少傾向にあるソープランドがコロナ禍でさらに減少傾向に

以前からソープランド業界では店舗数の減少が続いていて、届出されている正規のソープランドは日本全国で1300店舗にも満たない数となっています。
これには平成初期から続く日本経済の不況、さらには風営法による様々な規制によって営業が出来なくなったり、完全な新規出店が制限されてしまったりということで、徐々にその数を減らしている最中です。
そして、今回のコロナ禍によっさらにその数を減らしてしまうかもしれないのです。

コロナ禍による営業自粛で閉店に追い込まれた店もある

日本では4月より日本全国に緊急事態宣言が出され、それに伴い様々な業界に営業自粛の要請が行われました。
政府が提示している『3密』のうち2つを満たすソープランドでも当然自粛要請が行われ、ほとんどのお店がそれに従って5月のGW明けまで休業という形を採りました。
しかしながら、休業になっても固定費などは発生してしまいますから、月給制の男性スタッフ、家賃や光熱費などの基本料金といったものが必要となり、普段から経営が厳しい店にとっては休業ではなく閉店という判断をした所もあるのです。

例えば、関西最大のソープ街である福原でも2店舗が、日本最大のソープ街である吉原やそれに次ぐ川崎、それから福岡の中洲といった所でも、コロナ禍による経営難で数店舗ずつ閉店となっています。
さらに言えば、吉原では高級店ですらも閉店となっていますから、その影響は価格帯を問わずとなっています。
政府からの休業補償についても性風俗産業は対象外とされたこともあって、今後再び休業という形にならざるを得ない状況になれば、閉店という形を採るお店は少なくないでしょう。

コロナが落ち着いても店舗数が元に戻るかは不明

では、こうして閉店してしまったお店は、コロナが落ち着いてきたら元に戻るのかどうかですが、これについては不明と言わざるを得ません。
個人店が本格的に経営難になって倒産したのであれば復活は難しいでしょうし、グループ系列店が利用客の減少に合わせて店舗を統廃合しているのであれば、客足が戻ってくれば再びリニューアルという形で戻ってくるかもしれません。
どのような理由で閉店に至ったかは利用者側からは伺い知ることは出来ませんから、ある程度落ち着いた後に再び戻ってきてくれることを願うのみでしょう。

ただでさえ減少傾向にあるソープランド、ぜひ騒動の後には以前と同じくらいに戻ってきて欲しいもの。
それには利用するお客さんが必要になりますから、営業をするようになったら安全面などをしっかりと考慮し、リスクがあることを承知のうえで楽しむようにしましょう。