ソープランドの男性スタッフの仕事はとてもハード

ソープランドというと、接客をする女性が注目をされているものですが、それをサポートしているのが男性スタッフです。男性スタッフは、店の縁の下の力持ちであり、男性スタッフ無しに成り立つソープランドは一軒としてありはしないでしょう。話題になるのは女性ばかりですが、男性スタッフは男性スタッフなりにとても大変なのです。

■ とにかく体育会系でブラック ■
ソープランドの男性スタッフはとにかくハード。体力自慢の男性でも根性が無ければ絶対に務まらない仕事です。何がそんなにハードなのかというと、まずは勤務時間。ソープランドの営業時間は、最長で日の出から午前0時までとなっていますが、スタッフは準備の関係もあってその前後まで働く必要があります。コンパニオンの女性の場合、早番や遅番といった形で働く時間はある程度決まっていますが、男性スタッフは開店から閉店まで、さらに閉店後も仕事をしたりするということも珍しくありません。拘束時間で言えば、15~16時間ということもあるのです。さらに、店によっては夕方前から働き始めて翌日の昼頃まで働くようなシフトもあり、この場合はもう24時間店にいるという状況です。

こうしたブラック形態の労働環境は、当然今の時風にはそぐわないものなのですが、ソープランドのように昔から続いている形態のお店は、体質も昔ながらのものを受け継いでいるため、余計にブラックという傾向があります。仕事内容も、部屋の掃除であったり備品補充であったり、シーツ交換やコンパニオン女性の使いっぱしりであったりと、肉体的にも精神的にも体育会系な雑務ばかりです。

■ 目先のお金と体力の兼ね合いが大事 ■
労働環境はとてもブラックなソープランドの男性スタッフですが、良い部分もあります。それが「給料が良い」ということ。求人広告などでは月給50万とか書いてあったりしますが、実際には30程度ではないでしょうか。それでも一般企業に比べれば、破格と言っても良い金額です。仕事内容がハードすぎるため競争相手も多くはなく、早ければ半年で昇進することもありますし、そうなれば給料はさらに期待出来ます。目標金額を貯めて引退するコンパニオンではないですが、それと同じようなことも出来るというわけです。

ハード過ぎる仕事内容のため、長期間働き続けて体がボロボロになってしまうことは否定出来ませんが、その分お金は貰えます。この辺りの匙加減をうまく調節出来れば、短期間で稼ぐことが出来るというわけです。

世間一般のイメージと同じく、実際のソープランドの現場はとても大変です。しかし、そうした状況でも頑張る男性スタッフがいるからこそ客はソープランドを楽しめるというもの。もし、働いてみたいと考えている方は、かなりの覚悟をしておきましょう。