ソープランド店長に聞いてみた『最新福原ソープ事情』は?

ソープ業界事情は最近変動が激しく、数ヶ月単位で変貌しているとも言われています。

日本には多くの大規模ソープ街がありますが、西日本最大の「福原」の現状はどうなっているのでしょうか?

ソープ業界の詳しい事情を知るには、ソープ店の店長に聞くのが一番正確でタイムリーなはず。

今回は、福原ソープ街を代表する人気店の店長3人に、ソープ街の最新動向をインタビューしてみました。

●高級店A 店長(49才)
「福原は客入りが増えていますよ。私達のような高級ソープも以前よりは料金を下げていますし、一日数人のお客さんを相手にしていた時代とは違って満室になることも多いんですよ。ネットの普及は大きいですね。昔の高級ソープは謎のベールに包まれたようなイメージがあったんで、それがお客さんからしたら高いハードルだったんでしょうね。福原は店舗の入れ替わりが激しいですけど、高級店はほとんど変わってませんよ。安定してる状態です。

—–たしかに、新旧の入れ替わりが日本一多いと言われる福原ですが、コンパニオン事情は変わっていても看板はそのままのところが多い印象です。

福原の高級店はどこも「安泰」のようですね。

●大衆店B 店長(36才)
「福原の現状は”激しい”の一言じゃないですかね?お客さんも女の子も10年前とはすっかり様変わりしていますよ。福原では大衆店は高級店に次ぐグレードで、あまり突飛な冒険はしないでクオリティーを守るっていうのが一般的なんです。だからなるべコンパニオンの質を落とさないようにしながらサービスを維持している感じですね。高級店は高すぎるけど、変わったコンセプトの店にも抵抗を感じるような人が、安心して遊べるような方針の大衆店が多いですね」

—-「安い」という印象のある福原では、たしかに大衆店は他の地域よりも低価格化は進んでいない状況です。

この大衆店の安定感こそが福原の層の厚さなのでしょう。

大きな流行があると全部の店舗が方針を変えてしまう、ヘルスやピンサロと違うところではないでしょうか?

たしかに、どれだけブームがあったとしても「ふつうにソープを楽しみたい」という男性が多いことも事実です。

一定水準の伝統とクオリティーを維持する大衆店は、福原でも安心して遊べるジャンルなのかもしれませんね。

●格安店C 店長(29才)
「私は東京のソープ業界も経験した人間ですが、福原の格安店ジャンルは”激アツ状態”だと断言できますね。関西の風俗ファンは目が肥えているし、要望も多い・・。そして新しいもの好きなんです。福原の格安店にはこれまでの常識を打ち破るようなコンセプトの店も増えていて、そういった店が流行ると同じグレードの他のソープ店は戦々恐々としなくてはなりません。だからほんとうに毎日新しい発想を模索していますね。今若者の間で何が流行っているのか?というカルチャー全体のチェックも日々しています。

—–どうやら、福原の「激動」を作っているのは”格安店”なようですね。

伝統と常連客にだけ甘えていてはすぐに新参者の突き上げを食らうようです。

福原ソープのジャンルが膨大なのも、格安店の熾烈な競争から生まれるものだったんですね。

一言で「ソープランド」といっても、料金グレードによって狙うターゲットも違うのです。

高級店・大衆店・格安店と、福原のソープ店事情はそれぞれに異なりますから、お客として遊びに行くときにもある程度は理解しておいたほうがいいでしょう。