ソープランドで働く女性の収入が減ってきている

ソープランドで働くということは、イコール高収入と考える方が多いのではないでしょうか。求人記事などを見ていると、女性は当然のこと男性も一般職では絶対にあり得ない数字が載っているものです。イメージ的にも、ソープランドで働くことが出来れば普通のサラリーマンの2倍も3倍も給料が貰えて、綺麗な服やアクセサリーで着飾り、派手なメイクで色々と浪費をしているというのがテンプレではないでしょうか。

しかし、ここ数年はその常識が覆りつつあります。ソープランドで働きたくても働けない女性というのは増え、さらにはソープランドで働いていても上記のような女性は見かけることはかなり減っています。というのも、コンパニオン女性の収入が激減しているからです。高収入の定番とも言えるソープランドでのこのような変化には、2つの大きな要因が考えられています。それが『風営法改正による規制強化』『男性のソープ離れ』です。

■ 風営法の規制強化について
風営法が改正されたのは2005年のことで、この辺りからソープランドのような店舗型風俗店の規制が強化されるようになりました。1999年にも改正がされていて、その時はデリヘルなどの派遣型風俗が営業出来るようになったものですが、2005年の改正に伴いその数が一気に増えたという背景があります。風俗=ソープランドというようなものが、この辺りから崩れ始めたということです。

■ 男性のソープ離れについて
風営法の規制強化に伴い、男性のソープランド離れというのも顕著になりました。不況による給料の減額だけではなく、規制によってソープランドの数が激減したこと、またデリヘルなどの手軽に遊べる風俗の登場、さらには風俗産業に関わらないJKビジネスやSNSなどによる個人間での売買春などが横行するようになり、ソープランドに行かなくても遊ぶことが出来るようになったのです。そういった客を呼び戻すために単価を下げて低価格にすることで遊びやすくしてはいるものの、それが女性の収入に繋がっています。

他にも細々とした理由はありますが、こうした様々な理由が複合的に絡み合うことによって、どんどんとソープで働く女性の収入は減っているのが現実です。こうした業界の傾向に対して、男性としてはやはり風俗を利用する場合は積極的にソープランドを利用する、女性はいかに客を満足させられるかというサービス面を追求する、店はどうやって遊びやすく訪れやすい店作りをしていくかといった努力が必要でしょう。女性がソープランドの要であることは間違いありませんから、いかにして働く女性を守るかというのが、今後のソープランド業界の問題点となるでしょう。