恐るべき女の鏡!ソープ嬢が尊敬できる理由

現在の日本では少しましになりましたが、どの国でも売春婦やソープ嬢のような女性たちは蔑視され続けてきました。
しかし、ほんとうに彼女たちを見下すような目で見ることが正しいのでしょうか?

実際に深くソープ嬢と知り合って理解を深めるに従って、こういった「世間の目」がいかに誤解だらけであるか実感することができるのです。

●”セックス”は誰にでも商売にすることはできない!
飲み会や夜の街で知り合った女性と、行きずりのセックスをした男性は多いでしょう。
また、出会い系サイトなどで違法の出会いを体験した場合なども同じです。

男性はとにかく性のはけ口だけを求めて「一夜の恋」に耽るのですが、その時に得た満足度というのは「射精したことによる」ものだけです。
もちろん相手の女性に「テクニック」など求めませんし、それは「お互いが楽しんでいるだけ」の行為なのです。

これに引き換え、ソープ嬢の場合はどうでしょう。
正直、彼女たちはセックス楽しんでいません。
しかし、行きずりのセックス以上の満足感を男性客に与えているのです。
逆にいうと「自分が楽しんでいたら相手は満足させられない」のが性風俗の性質なのです。

行きずりの恋ではなくても、普通の男女間のセックスではどうでしょうか?
逆に男性が女性に「あの人ヘタ」なんてことを言われてしまうことだってあります。

そうです、ソープとはじめとする「性風俗」は自分の楽しみを犠牲にした上に成り立っている商売であり、それは誰にでもできるものではないのです。

●「自分の力で生きる」ソープ嬢たち
ソープ嬢になる女性たちの多くに「借金問題」があります。
「お金のために体を売って・・」これが世の女性たちが風俗嬢を蔑視する理由です。

しかし、これが最大の「勘違い」なのです。
世の中には多くの「自己破産」の事例が存在します。
これは国が保証するものですから、当然の権利です。

ただ、お金に困ってカードを申請したり消費者金融で借り入れをし、それを払えなくなって「踏み倒す」のが自己破産なのです。

また、日本という国は「餓死できない国」と言われるほど社会保障が整備されています。
最後の最後には「生活保護」という制度で、他者の支払った税金で生活をしていくこともできるのです。

こういった環境の中で、ソープ嬢たちは「自分の力で生きる」選択肢を選んだのです。
借金を踏み倒すこともなく、社会保障を受けるでもなく、自らの体を切り売りして稼ぐのが彼女たちの真の姿なのかもしれません。

●恋人や奥さんと比べたら?
ホストに貢ぐためにソープへ・・・これもよくあるソープ嬢のパターンです。
しかし、彼女たちにとっては、ホストであろうが”純愛”に違いありません。
普通の恋人や旦那と変わらない感覚でホストと付き合うのです。

ここで、男性たちは自分の恋人や奥さんとくらべてみましょう。
自分の収入が少なくて生活苦に陥ってしまったときや借金で苦しんでいる時に、自分の彼女や奥さんが、「じゃあ、私が風俗で稼ぐから心配しないで!」などという行動を起こしてくれる女性がどれだけいるでしょうか?

たいていは「甲斐性なし!」の捨て台詞とともに別れを切りだされるのがオチです。
それに比べてソープ嬢はどうでしょうか?
比べるまでもありませんね・・。

実際に昔ソープ嬢には「ヤクザの女」が多かった、と言います。
男を立て、恥をかかせないために自分を犠牲にしたのです。
そんな彼女たちは「女の鏡」といってもいいし「最高の女」と賞賛すべき人たちなのではないでしょうか?

いかがでしたでしょうか?
力強く生き抜くソープ嬢は、か弱い女性にして「恐るべき存在」と言ってよいほどに「肝の座ったいい女たち」なのです。