ソープ嬢に転身するシングルマザーが増えている理由

ソープランドをお客として利用している男性ではなかなか知ることのない内部事情に「シングルマザーソープ嬢の増加」というものがあります。
ソープ嬢は自分のプライベートは基本的に明かしませんので、一般的に知られることが少ないのです。
ではなぜソープ嬢という職業を選ぶシングルマザーが増えているのでしょうか?
ソープ業界の裏側を探ってみました。

離婚の増加と低年齢化

現在の日本で3組に1組が離婚をするという驚きの調査結果があります。
そして離婚率は年々増加しているとも言われているのです。
また、低年齢で結婚し離婚するカップルが増え、小さな子どもを抱えた10代後半から20代前半の若いシングルマザーが増えているのです。
低年齢のシングルマザーならば、ソープランドでもかなり重宝して大事にしてくれるので、就職できる店舗はいくらでもあります。

貧困シングルマザーの増加

低年齢で離婚をしたシングルマザーは、元夫から養育費をきちんともらっていないという事実もあります。
これらの要因によって「貧困シングルマザー」が増えているのです。
生活費に困った女性の最後の仕事が、ソープを始めとする風俗業界です。
売れっ子になれば1日に10万円以上も稼ぐことができるソープ嬢ですから、貧困から一気に抜け出すには理想の職業だともいえるのです。

ソープランドのサポートの手厚さ

元々ソープ業界というものは、コンパニオンに対して非常に手厚いサポートをしてきました。
世間では「女の敵」といったような誤解があるようですが、生活や人生が行き詰まった女性たちの最後の受け皿として機能してきたのです。
シングルマザーが困ることの一つに、「仕事がしたいが子供預けるところがない」というのも、現在の日本が抱えている大きな社会問題です。
シングルマザーは、一般家庭よりもさらに待機児童問題は深刻なのです。
現在のソープランドの多くが、「託児所の斡旋」をしていることを知る人は少ないはずです。
ソープランドで働くかどうかを決めあぐねているシングルマザーに最後のひと押しをするのは、こういったサポートの手厚さなのかもしれません。

ソープランドに対しての価値観の変化

昔はソープランドのような風俗業に対し、女性なら「最後の最後の職業」「人生の終わり」などといった究極のマイナスイメージがありました。
しかしこういった価値観は時代によって変わるものです。
昔はアンダーグラウンドであったAV女優が、アイドルグープを作って地上波に出演する時代です。
ソープランドに持たれていた偏見も今ではずいぶんと薄れてきています。
また、フェミニズムが市民権を得たことで、女性が働いて自立すること自体に価値観が見いだされています。
こういった日本の女性の考え方の変化によって、これまで自ら高くしていたソープ嬢のハードルがぐんと下がったことでも、シングルマザーのソープ嬢が増加したともいえます。

まとめ

あるソープ店の店長の話では、シングルマザーがソープランドの求人へ応募してくれるのは大歓迎だそうです。
守るものと目的を持ち、生活が乱れず、きちんと仕事をする子がシングルマザーには多いからです。
これまでにソープランドで遊んだことがある男性なら、知らず知らずのうちにシングルマザーの接客を受けているかもしれませんね。